八千代エンジニヤリングとCULTAの業務提携
八千代エンジニヤリング株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長高橋努)と、株式会社CULTA(本社:東京都小金井市、代表取締役CEO野秋収平)が提携を結び、栃木県宇都宮市の「Chika-Berry Farm」でいちご栽培の技術向上に取り組むことになりました。この新たなプロジェクトは、両社の資源と技術を活かし、いちごの高品質化および生産性向上を目的としています。
プロジェクトの概要
本提携により、CULTAが持ついちご栽培の豊かな知識とノウハウを八千代エンジニヤリングが取り入れ、新規参入初年度からの安定した生産が実現します。CULTAの開発する新品種のいちごの導入も進む予定で、未来の農業に向けてさらに一歩踏み出す形となります。八千代エンジニヤリングは、過去60年以上の技術と地域資源を駆使し、持続可能な農業事業を展開します。
背景
八千代エンジニヤリングはエネルギー、水資源、環境に関連した技術を活用し、地域の課題を解決するための事業展開に注力しています。特に宇都宮市大谷地区に焦点を当て、夏季にいちごを安定的に供給することを目標にしています。CULTAの技術支援を受けながら、栽培技術の高度化を目指す業務提携が実現しました。CULTAは、いちご栽培に特化した研究開発を行っており、積み重ねた知識をもとに新しいビジネスモデルを提案しています。
新しい挑戦
今回の協業により、八千代エンジニヤリングは、CULTAの「いちご栽培技術に関する助言」を受けながら、Chika-Berry Farmで高品質ないちごを生産する計画です。具体的には、2024年9月に冬春いちごの苗を植え付け、2025年11月からの収穫を見込んでいます。そして、2025年3月からは夏いちごの収量2トンを目指します。
各社の意見
八千代エンジニヤリングの取締役執行役員事業開発本部長の山中健二郎氏は、「私たちは、これまでの総合建設コンサルタントとしてのノウハウを活かし、農業という新たな分野に挑戦しています。地域社会との連携を強化し、持続可能な農作物の生産に貢献したい」とコメントしています。
一方、CULTAの野秋収平CEOは、「この提携は日本の農業の未来に向けた重要な一歩です。私たちの技術を活用することで地域オ農業の発展を目指し、さまざまな企業が農業分野に参入する道を開きたい」と語っています。
まとめ
八千代エンジニヤリングとCULTAの提携は、いちご栽培に新たな革新をもたらすプロジェクトです。地域に根ざした持続可能な農業を実現するため、両社は力を合わせて取り組みます。これからの展開に期待がかかります。