BLUE BLUEBERRY FARMが果たす環境への配慮と美味しさ
宮城県仙台市に本社を構える合同会社アオマドが展開する「BLUE BLUEBERRY FARM」。近年、私たちが直面している食品ロス問題。この解決に向けて、新たな試みとしてドライフルーツの販売を始めました。百貨店系列のスーパーで見切られた果物をアップサイクルし、有効活用するというモデルです。
アップサイクルモデルの背景
「BLUE BLUEBERRY FARMアップサイクルモデル」では、まだ食べられるのに廃棄されてしまう果物に目を向けました。通常、ドライフルーツは農家から新鮮な果物を仕入れて作られますが、彼らは市販に適さない規格外の果物を取り入れ、その廃棄を減らすことを目指しています。プロジェクトは「もったいないをなくしたい」という思いから生まれ、栄養を損なわない低温乾燥技術を活用して加工されます。
無添加の魅力
このドライフルーツは、砂糖や添加物を一切使用せず、100%果物のみで作られています。糖分の摂り過ぎが気になる方にも、甘さと健康を両立した新たな選択肢を提供します。農産物が持つ自然の甘さがそのまま残され、栄養素が凝縮されています。さまざまな果物が混ざり合い、一口ごとに異なる味わいを楽しめるのが特徴です。
商品ラインナップ
初回はA〜Eタイプまでの5種類のミックスが提供され、多彩なフルーツを楽しむことができます。例えば、Aタイプはリンゴ、ブドウ、柿がミックスされて540円(税込)で販売されており、Bタイプはリンゴ、洋ナシ、メロンが同価格で楽しめます。食べた人からは「こんなに甘いんですね!」という驚きの声も寄せられています。
さらなる展開
また、同商品は既に販売されているフルーツティーやサングリアベースにも使用され、フルーツの新たな楽しみ方を提案しています。商品の中には、農産物をアップサイクルしたものが使われており、環境への配慮も忘れません。たとえば「果樹園で飲んでいる気分のサングリアベース」は、手軽に本格的な味わいを楽しむことができ、濃厚なフレーバーが魅力です。
会社の理念
アオマドは「農を業に、人をつなぐ」というモットーを掲げ、規格外の野菜や果物を活用し、多くの人にその味わいを届けることを目指しています。農家が心を込めて育てた作物を、食べる人に必要な形で提供する。この理念が、アップサイクルモデルの基盤となっています。彼らの使命は、食品ロス削減に貢献しながら、心から美味しいと思える商品を生み出すこと。
結論
「BLUE BLUEBERRY FARM」が提案するドライフルーツは、環境への配慮と健康志向を兼ね備えた、新しい食品の形。これをきっかけに、私たちも食品の廃棄問題に目を向け、持続可能な未来に向けて一歩を踏み出すことが求められています。美味しさと意義をもって、新たなフルーツ体験を通じて、多くの人に食の大切さを伝えていけることでしょう。