規格外野菜で環境貢献！キッチンカー「エコルシェスタンド」が横須賀で営業開始

規格外野菜で環境問題に挑む！横須賀発・キッチンカー「エコルシェスタンド」が誕生

神奈川県横須賀市を拠点とする「地球もわたしも元気になる合同会社」が、新たな試みとして、規格外の野菜や果物を活用したフレッシュジュースを提供するキッチンカー「エコルシェスタンド」を9月1日にオープンしました。このプロジェクトは、345名もの支援者から241万9500円もの資金を集めたクラウドファンディングによって実現しました。

「地球もわたしも元気になる」というコンセプトのもと、これまで同社はエコなマルシェ「エコルシェ」の企画運営や、ゼロウェイストショップ「エコルシェ5302」を運営してきました。今回のキッチンカー事業は、廃棄されてしまう野菜や果物を有効活用し、環境問題への意識向上を促進することを目的としています。

地産地消と環境への配慮

「エコルシェスタンド」では、三浦半島の農家さんが丹精込めて育てた、規格外などの理由で廃棄されかねない野菜や果物を中心に、フレッシュジュースを提供します。農家の方々から適正価格で仕入れを行い、無駄なく資源を有効活用する地産地消を徹底。

ジュースに使用される牛乳や豆乳は、地元横須賀の酪農家さんの製品を使用するなど、地域への貢献にも力を入れています。また、環境への配慮として、マイボトルの使用を推奨し、使い捨てカップも100％生分解性のものを使用することで、ゴミ削減に努めています。

メニューと販売場所

看板商品は、廃棄されがちな「バランゴンバナナ」を使った「ぽこぽこバナナミルク」です。「ぽこぽこバナナプロジェクト」に賛同し、このバナナの有効活用を促進しています。他にも、季節のフルーツを使ったフレッシュジュースや、SKY WALKERといったオリジナルメニューも用意されています。

販売場所は、エコルシェ5302の駐車場や、さいか屋横須賀店など、人通りの多い場所を中心に展開。10月以降は、三浦半島内での各種イベントにも出店する予定です。ジュース以外にも、採れたて野菜や手作りスイーツ、お弁当、エコ雑貨などを販売する予定で、幅広い商品ラインナップが魅力です。

シェアキッチンカーとしての可能性

「エコルシェスタンド」は、「地球もわたしも元気になる合同会社」が週3日程度運用するほか、他の事業者への貸し出しも計画しており、シェアキッチンカーとしての活用も検討されています。

まとめ

「エコルシェスタンド」は、美味しいジュースを通して環境問題への意識を高め、地域経済の活性化にも貢献する、新しい取り組みです。横須賀市を訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてください。彼らの活動は、持続可能な社会を目指す私たちにとって、大きなヒントを与えてくれるでしょう。

エコルシェスタンド情報

主な出店場所: エコルシェ5302駐車場（横須賀市日の出町3-1 ENEOS内）、さいか屋横須賀店正面玄関（神奈川県横須賀市大滝町1-13）、三浦半島内各種イベント
Instagram: https://www.instagram.com/ecorche_stand/
* クラウドファンディングページ: https://rescuex.jp/project/59512?fbclid=IwAR0q48HSgDwDwNQfPmVG2vuKaqgWfFIyix4CewIZGbEW8fFkzoHyqaRUGCk