ローランド ディー.ジー.が新たな印刷ソリューションを発表
デジタル印刷のグローバルリーダー、ローランド ディー.ジー.株式会社は、産業市場向けの新しいDirect to Object印刷ソリューション「VersaObjectシリーズ」の発売を発表しました。これにより、業界の加飾プロセスに革命をもたらすことが期待されています。
VersaObjectシリーズの新製品の概要
今回発売されるのは、3機種から成る「VersaObjectシリーズ」です。高精度なUVフラットベッドプリンター「IO-300」と、シリンドリカルプリンター「RC-300」および「RC-300c」の2機種です。これらのプリンターは、多种多様な素材に高精度で色を施すことができ、従来の印刷手法に対して柔軟性と生産性を提供します。
Direct to Object印刷の特徴
Direct to Object印刷は、その名の通り、様々な素材の立体物へ直接フルカラー印刷を施すデジタル技術です。この技術は製版工程が不要で、小ロットの多品種生産に特に適しており、顧客のニーズに迅速に応えることが出来ます。
ローランドのグローバルセールス&マーケティング本部長、二村龍吾氏は「このDT技術は短納期に適応し、カスタマイズに対応できるため、多様化する市場ニーズに応えるためには今後ますます重要となるでしょう」と述べています。
高精度UVフラットベッドプリンター「IO-300」
IO-300は、B2サイズに相当するワークエリアを持ち、最大204mmの高さを持つ立体物への印刷が可能です。新開発のプリントヘッドとインク吐出技術によって、1,800dpiの高解像度印刷が実現され、高い生産性と品質が両立されます。また、頑丈な構造を持ち、正確な位置合わせが可能です。使用されるインクには、優れた耐擦過性や耐候性、耐溶剤性を兼ね備えた「EUV-H」が採用されており、色域も広く、様々なメディアに対応できます。
このIO-300は、電子機器の部品や玩具、化粧品パッケージなど、広範な用途に最適です。
シリンドリカルプリンター「RC-300, RC-300c」
RCシリーズは、特に円筒や円錐形のオブジェクトへの印刷が得意なモデルです。RC-300は色付き素材への印刷が可能で、RC-300cは透明素材にも対応します。これらのプリンターは、対象物を回転させながら高精度の印刷を行えるため、小ロット多品種生産に最適です。加えて、印刷された製品の品質にばらつきが起きにくいよう設計されているため、安定した結果が得られます。
新しい印刷環境へ
二村氏は「ものづくりの変化に対応するには、従来の印刷手法と新しい技術の組み合わせが必要です。私たちの新たなDTO印刷ソリューションは、スピーディかつ柔軟な対応を可能にします。様々な産業機会において新たな価値を創出し、ビジネスの収益性向上に貢献できる」と強調しています。
まとめ
ローランド ディー.ジー.の新しい印刷ソリューションは、産業市場における加飾プロセスを変革する可能性を秘めています。多様化するニーズに迅速に対応することで、今後のものづくりにおける重要なプレイヤーとなることでしょう。
お問い合わせ先
ローランド ディー.ジー.株式会社に関する詳細は、公式ウェブサイトを訪問するか、コールセンターに連絡してください。