ジンベイ GenOCRがAPI連携機能を正式導入し業務効率化を実現

ジンベイ GenOCRが新たにAPI連携機能を提供

ジンベイ株式会社（以下、ジンベイ）は、神奈川県横浜市で本社を構え、企業や自治体向けに独自のAI-OCRサービス「ジンベイ GenOCR」を展開しています。この度、同社は顧客のニーズに応えるかたちでAPI連携機能を正式に導入しました。この機能により、企業や自治体は自らの基幹システムや業務フローと直接繋ぐことで、スムーズなファイルの受け渡しとOCR結果の迅速な取得が可能となります。

API連携によるメリット

従来は、ジンベイ GenOCRの利用は主に管理画面を通じた手動アップロードに頼っていました。この新しいAPI連携により、ユーザーは単にファイルを送信するだけで、自動的にOCR処理が行われ、その結果がリターンされるため、待機時間や手間を大幅に削減できます。これは、特に大量の帳票処理を行う場面や、RPA（ロボティック・プロセス・オートメーション）との組み合わせにおいて、顕著な効果を発揮します。

システム統合のスムーズさ

このAPI連携機能は、基幹システムやSaaS、RPAツールとの組み合わせで、紙の帳票をデジタル化する効率的な手段を提供します。金融機関や自治体の経理、人事業務、さらには社内の事務処理など、様々な業務での活用が期待されています。

セキュリティへの配慮

ジンベイでは、セキュリティも非常に重視しており、通信はすべて暗号化されています。これにより、企業や自治体の厳格なセキュリティ要件にも柔軟に対応できます。

利用シーン事例

以下のようなシーンでの利用が想定されています。

- 請求書・領収書の処理自動化

経理システムに直接OCR結果を反映させることで、手入力の必要がなくなります。

- 人事関連書類のデジタル化

雇用契約書や住民票などの紙書類を自動で読み取り、HRシステムに登録します。

- 自治体窓口での申請書受付

申請書をスキャンし、自動でデータ化することで、迅速な住民サービスを実現します。

- 物流・製造業での伝票処理

出荷指示書や検品票をOCR処理することで、基幹システムへの入力を効率化します。

今後の展望

ジンベイ株式会社は、今回のAPI連携機能の提供を皮切りに、さらなる業務効率化やデータ活用をサポートするために新機能を強化していく計画です。顧客の多様なニーズに応えられるサービス提供を目指して活動を続ける意向です。

ジンベイ GenOCRとは

「ジンベイ GenOCR」は、独自に開発された文字認識AIを利用したAI-OCRサービスです。従来のOCR技術では読み取りが難しい手書き文字や非定型フォーマットのデータを高精度で処理することができます。これまで手作業で行っていた煩雑なデータ化業務を自動化することで、業務の効率を大幅に向上させることが可能です。

課題解決

ジンベイ GenOCRは、以下の課題を解決します。

- 手書き文字や図形・グラフの認識精度が低い問題をクリア。
- 初期設定が煩雑で利用開始までの手間がかかる課題を解消。
- 運用にかかるコストも、最低価格月額2万円から利用可能で、トライアルも対応。

会社概要

ジンベイ株式会社は、「働くを変える」をミッションに掲げ、最新の生成AI技術を利用した業務DXを推進しています。自社開発の「ジンベイ生成AIエージェント」は、各業務プロセスをデジタル化し、過去のデータや社内外の情報を活用することで、生産性向上に寄与しています。引き続き、革新を追求し、顧客の期待に応えるサービスを提供していきます。