Diver-Xの新たな挑戦、ContactGlove3 Proの登場
Diver-X株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:坂田大和)が新たに発表した「ContactGlove3 Pro」は、ロボティクスデータグローブとして注目を集めています。この製品は、EMF(電磁場)技術を用いて高精度な指先の追跡を実現しており、アメリカでの価格は3,999ドルからとなっています。特に、ロボットの遠隔操作やデータ収集を目的とした業務向けのインターフェースとして設計されています。
ContactGlove3 Proとは?
「ContactGlove3 Pro」は、業界に特化したデータグローブであり、主にロボットの遠隔操作や業務データの収集に使用されます。その最大の特徴は、EMF技術を利用して指の動きを高精度に追跡できる点です。グローブの構造は全ての指先に統合されており、Linux、macOS、Windowsの各プラットフォームで動作するためのネイティブなROS 2、C++、Python SDKのサポートが用意されています。
テキストやマーカー、剛体トラッカーでは捉えにくい精密な指先の動き、特に物を掴む、組み立てる、繊細な物体を操作するという動作を実現するためのソリューションとして、ContactGlove3 Proは開発されています。近年のロボット学習研究において求められる高品質な指先のデータ収集に対応しており、Vision-Language-Action(VLA)モデルや模倣学習に関する研究でも強力なサポートを提供します。
EMF(電磁場)技術による絶対位置トラッキング
ContactGlove3 Proは、従来の指の曲がり角を推定するセンサーとは異なり、EMF tracking技術を使用することで、指先や関節の3D位置を絶対座標としてキャッチします。この技術には以下のような特長があります:
- - ドリフトフリー:長時間の連続使用中でもセンサードリフトが蓄積せず、再調整の必要がありません。
- - 高精度:推奨環境下でセンサー位置誤差の中央値は0.5mm、最大1.5mmという世界最高レベルの精度を誇ります。
- - 5フィンガー×6DoF測定:すべての指先の位置と向きを同時に取得し、繊細な動きを正確に記録します。
独自のグローブ構造
ContactGlove3 Proは、全5本の指先を1つの構造でカバーするグローブスタイルを採用しています。このデザインにより、各指先の位置と向きを独立して高精度で測定することが可能です。指が触れ合ったり、つまんだり、絡み合ったりする細かなインタラクションを正確に捉えます。別の部品を指先に取り付ける必要はなく、グローブ一つで精密な測定が完了します。
拡張性とオープンエコシステムへの対応
ContactGlove3 Proには、将来的に触覚フィードバックなどのオプションを追加できる拡張機能が備わっています。ロボティクス、XR、モーションキャプチャ(MoCap)分野で広く使われる開発環境を全面的にサポートしています。
- - サポートされるSDK・フレームワーク:C++、Python、ROS 2、Unity、Unreal Engine、MotionBuilder
- - 対応OS:Linux、macOS、Windows
ネイティブなROS 2サポートにより、既存のロボット制御パイプラインに簡単に統合でき、データ収集、前処理、トレーニングデータセットの構築を自社の環境で実現できます。
プロフェッショナル向けの価格と低遅延
- - 通信遅延:30ms以下に保たれ、リアルタイムの遠隔操作に十分な応答性を提供します。
- - 価格:3,999ドルからスタート
企業概要
Diver-X株式会社は2021年3月に設立され、東京都千代田区に本社を構えています。同社は、ロボティクス分野での革新を目指し、今後も新しい技術の開発と提供を進めていく予定です。
お問い合わせ先
Diver-X株式会社 PR部門
問い合わせフォーム へ