武内製薬、顧客との絆を深める新たな挑戦
武内製薬株式会社(本社:東京都品川区)は、顧客のゼロパーティーデータを基にしたホンネデータプラットフォーム「coorum」を導入しました。これにより、顧客とのより深い関係を築く新しい交流の場を提供し、商品開発やブランド戦略を進化させることを目指しています。
発足の背景
同社が展開するブランド「mamacharm(ママチャーム)」は、妊娠中から産後、さらに赤ちゃんやキッズのデリケートな肌に配慮したスキンケア商品を提供する人気のラインです。武内製薬は、このブランドに興味を持つ多くの方々と繋がり、彼らの声やニーズをよりしっかりと把握するための手段を長らく模索してきました。
「coorum」の導入によって、女性同士が意見交換や情報発信を自由に行える環境を整え、参加したくなるコミュニティ作りを進めます。これにより、共創を通じた新たな顧客体験を提供すると共に、母親たちがより社会で活躍できるきっかけを生み出すことも期待しています。
coorum導入の理由
近年、武内製薬は女性の妊娠・出産・子育てに寄り添うことを重要視し、より親しみやすい存在になるために「coorum」の導入を決めました。まずは顧客の本音をより良く理解し、求められているものを把握することが必要です。また、女性同士のつながりを強化することで、より多くの女性にとっての居場所を提供できると信じています。
実は、複数のBtoC企業への導入事例があることも「coorum」を選ぶ大きな理由の一つです。花王やクラシエなどの企業と連携した経験から、コミュニティの目的設定、活性化施策が提供されることが期待されています。さらに、使いやすいUI設計も、ユーザーとのコミュニケーションを円滑にし、情報アクセスを容易にしてくれます。
コミュニティサイト「mamori」の設立
また、武内製薬が運営するオンラインコミュニティ「mamori」は、あらゆるライフステージにいる女性の「心のおまもり」になることを目指しています。このプラットフォームでは、結婚、妊娠、出産、子育て、キャリアなどの特別な瞬間や気持ちをシェアする場が提供されます。
この場では、気軽に日々の出来事を投稿したり、プレママからママへの相談も可能です。さらに、mamacharmの商品を使用した感想や、より良いブランドを育てるための企画も展開される予定です。参加者同士の会話を楽しみながら、様々な交流ができることが大きな魅力です。
武内製薬からのコメント
武内製薬の担当者は「私たちは、あらゆるライフステージにいる女性の心のおまもりのような存在になりたいと考えています。お客様と信頼関係を築くことで、共に作り上げるブランドへと成長していきたいです」と語ります。今後、コミュニティ内で魅力的なコンテンツや施策を通じて、ますます親密な交流を図っていく方針を示しています。
武内製薬について
武内製薬は、プロテインを中心とした健康食品やママベビー向けスキンケア商品だけでなく、自社工場を持ち、一貫したものづくりを行っています。そしてOEM事業や卸事業を通じて他ブランドとも連携しています。今後も、「coorum」と「mamori」を通じて、より多くの顧客との関係を深め、ブランドの成長を目指すことを明言しています。
さらに、「coorum」は顧客本音データとAIを活用してCXを改善する革命的なプラットフォームです。商品開発やマーケティングの最大化にも寄与することでしょう。
まとめ
武内製薬の新たな取り組みは、顧客との深い繋がりを目指した革新的なステップとなるでしょう。今後、「coorum」を通じた新しい交流がどのようにブランドに影響を与えていくのか、楽しみにしたいところです。