ベトナムの大学と連携し技術人材育成プログラムを開校！

51名が挑む！日本での就職を目指すキャリア育成プログラム

テクノブリッジNKE株式会社は、ベトナムの「鉱山地質大学」と「交通運輸大学」と連携し、新たにキャリア育成コースを設置しました。このプログラムには、59名の学生が参加し、日本での就職をするための学習が始まりました。

当社は2015年からハノイ建設大学と連携し、優秀なベトナム人材を日本の企業に紹介する取り組みを行っています。これまでにも309名の学生が日本での職を得ており、その多くはゼネコンや設計事務所で活躍しています。

背景と人材不足の現状

日本の建設業界では、特に専門的なスキルを持った技術者の確保が困難となっており、有効求人倍率は約5倍と高水準に達しています。この人材不足を解消するために、当社は教育機関との提携を強化し、今回の新コースを設けたのです。多様な専攻を持つ「鉱山地質大学」と「交通運輸大学」の学生たちが学ぶことで、日本企業に紹介できる人材の選択肢も広がります。

このプログラムは、学生たちに新たなキャリアの選択肢をもたらし、日本の建設業界だけでなく、製造業や情報通信業における人材不足の解消に寄与します。

キャリア育成プログラムの内容

新設のキャリア育成プログラムは、約800時間に及ぶカリキュラムで構成されています。日本語の会話力を中心に、日常会話レベルの習得を目指し、日本語能力試験（N3相当）を目指します。さらに、面接の練習やビジネスマナー、日本文化の理解など、日本での就職に必要な幅広いスキルを学ぶことができます。

将来的な展望

テクノブリッジNKEは今後も教育機関との連携を拡充し、新たな覚書の締結にも取り組んでまいります。すでに連携中の大学でも新たなキャリアコースの開設に向けた準備が進められており、より多くの学生に学習の機会を提供する計画です。また、日本での実務に即した技術教育も取り入れ、プログラムを充実させていく予定です。

このように、テクノブリッジNKEは日本企業とベトナムの人材をつなぐ重要な役割を果たし、建設業界をはじめとしたさまざまな分野での人材不足解消に貢献し、両国の社会発展を支援していきます。