エンカツ社の宇於崎裕美社長が栄誉を受ける
東京都大田区に本社を置く有限会社エンカツ社の代表取締役社長である宇於崎裕美氏が、東京消防庁から「消防行政協力章」を受章しました。この栄誉は、東京都の消防行政に対する長年の貢献が評価されたものです。特に、消防業務の推進やその発展に寄与してきた宇於崎社長の姿勢が大きく評価されました。
宇於崎社長は、2009年から新任消防司令や課長代理級の職員に向けて、広報活動の重要性や危機時のコミュニケーション手法についての指導を行ってきました。これにより、多くの職員が消防活動における広報の役割を理解し、スムーズな情報伝達が可能となったのです。受章セレモニーは2025年3月14日に東京消防庁消防学校で行われ、同校の横山雄校長から章と感謝状が授与されました。
宇於崎裕美の経歴
宇於崎裕美社長は、横浜国立大学の工学部安全工学科を卒業後、つくば科学万博や株式会社リクルートでの経験を積んだ後、アメリカのPRコンサルティング会社バーソン・マーステラの日本支社で10年間にわたり勤務しました。この間、国内外の企業や官庁に向けた危機管理広報やPR活動全般の企画・実施を手掛け、実績を残しました。
1997年には有限会社エンカツ社を設立。その後は、行政機関や民間企業、大学などで、緊急時のメディアトレーニングを年間約100回にわたって実施し、広く知名度を高めています。また、危機管理をテーマにした関連著書も多く、特に『公務員の危機管理広報・メディア対応』や『危機管理広報実践ガイド』などが高い評価を得ています。
消防行政協力章とは
この「消防行政協力章」は、東京都の消防行政の発展に寄与している個人に贈られるもので、宇於崎社長のようにその取り組みが評価されることは珍しいことです。今後も彼女は、消防の重要な役割を広め、さらなる活動を続けることでしょう。消防業務の円滑な進行とその発展に貢献し続ける姿勢は、多くの人々に影響を与えています。
これからも、エンカツ社の宇於崎裕美社長の活動に注目が集まりそうです。彼女のように社会貢献を続ける人物が増えることは、地域社会や消防行政にとって心強い存在となるでしょう。これからのさらなる活躍が期待されます。
おわりに
消防業務の重要性は、日本における安全な暮らしを支える基盤であり、宇於崎社長が果たす使命は決して小さくありません。彼女の受章はその証明であり、今後のさらなる飛躍が楽しみです。