台湾の「星のやグーグァン」で漆芸を学ぶ特別プランが登場
2025年12月1日から2026年2月11日までの期間限定で、台湾の雪山山脈の麓にある温泉リゾート「星のやグーグァン」が、漆芸をテーマにした独自の宿泊プランを提供します。このプランでは、台湾の漆芸の魅力を体験するための特別な講座や工芸体験が盛り込まれており、台湾の美しい自然環境の中で、非日常の時間を楽しむことができます。
漆芸の魅力に触れる
「星のやグーグァン」では、台中の老舗漆器工房「光山行」の三代目、賴信佑氏を招いて、台湾の漆芸文化を深く知るための貴重な機会を提供。宿泊者は、漆器の歴史や技法を学びつつ、実際に自分の手で漆を使った作品を制作することができます。伝統的な漆芸の技術を体験しながら、台湾の豊かな文化を感じることができるのです。
プランのハイライト
特徴1:漆器をテーマにした客室
宿泊者は、チェックイン時に蒔絵が施された美しい漆器に盛られた和菓子を堪能し、漆器の魅力を肌で感じることができます。客室には漆芸に関する本が用意されており、滞在中に知識を深めることができるため、翌日の体験をより充実させることが可能です。
特徴2:漆芸講座と工芸体験
2日目には賴信佑氏による講座が行われ、漆器の歴史や文化について学習します。作品の鑑賞や制作体験が組み合わさった内容となっており、日本の技法をベースにした台湾独自の作品を間近で見ることができます。特に、台湾の自然を描いた蓬萊塗の作品や、代表作の「千層堆漆花器」は見逃せません。
特徴3:蒔漆朝食
静かな冬の朝、客室から山々を眺めながら提供される蒔絵の器を使った特別な朝食が楽しめます。旬の食材を使用した料理は、自然の味わいを大切にし、漆器の美しさと絶妙に調和しています。この特別な食事は、心を癒してくれる最高のひとときです。
光山行と賴信佑氏の熱意
光山行は1946年に設立され、三代にわたり漆芸を守り続けています。賴信佑氏は、伝統技法に現代的なセンスを加えることで、漆芸を次世代に受け継ごうと日々奮闘しています。また、彼の漆アートは2021年のオリンピックにも採用され、世界に向けて台湾の漆芸の魅力を発信しています。
プランの詳細
- - 提供期間: 2025年12月1日〜2026年2月11日(例外日: 12月29日〜31日)
- - 料金: 70,000台湾ドル(2名分、税込、サービス料・宿泊料別)
- - 定員: 1日1組(最大2名)
- - 予約方法: メールで14日前の正午までに予約
この特別プランは、冬という特別な季節に台湾の漆芸文化を体験する絶好の機会です。興味のある方は、今から予約を検討してみてはいかがでしょうか。
アクセス情報
星のやグーグァンは、台中市和平区に位置し、充分な自然環境を背景にした温泉地です。新幹線を利用して台北からのアクセスも良好で、多くの方にとって訪れやすいスポットとなっています。自然の恵みと伝統文化が融合した特別なひとときを、是非体験してみてください。