高校生ボランティア・アワード2024とカンコー学生服賞
2024年8月6日と7日、新宿住友ビル三角広場で開催された『高校生ボランティア・アワード2024~共に生きる未来~』において、本庄東高等学校ボランティア部がカンコー学生服賞を受賞しました。この賞は、地域に密着したボランティア活動を続けている学校に贈られるものです。
ボランティア部の活動内容
本庄東高等学校ボランティア部は、地域の子どもたちに笑顔を与える活動を実施しています。具体的には、NPO法人ほんじょう寺子屋と連携し、小学生を対象に放課後や長期休暇中に教育支援を行っているのです。また、地域のお寺を拠点にしたプログラムでは、リクリエーションを通じて子どもたちの未来を育てることを目指しています。さらに、将来的にはこどもたちと協力しての農業体験も計画しているとのことです。
このように継続的に地域貢献をする姿勢は、カンコー学生服の企業理念とも一致しています。学生たちは楽しく過ごせるよう、自ら企画を立てて行動し、「元気な挨拶」と「否定しない」をルールとして運営しています。
受賞への思い
受賞校のボランティア部代表は、「このような賞をいただけるとは思っていなかったのですごくうれしい。寺子屋活動で着用するTシャツを子どもたちと一緒に選びたい」と語っています。このような思いは、ボランティア活動の成果が何よりも嬉しいものだということを物語っています。
副賞の内容
受賞に伴い、ボランティア部の部員全員にはエイブルアートTシャツが授与されました。これは障がい者アーティストによるアートが施されたもので、希望のアートを選ぶことができるため、部員全員が自分の好みに合わせたTシャツを着ることができます。
風に立つライオン基金の役割
今回の受賞式は、公益財団法人風に立つライオン基金が主催し、内閣府や文部科学省の後援も受けています。この基金は、災害支援活動やボランティア活動の促進を目的とした様々な施策を行っています。高校生ボランティア・アワードは、学校を超えたボランティア活動の交流を通じて、参加した高校生たちの理解を深めることを目的としたイベントです。
エイブルアートプロジェクト
カンコー学生服は、エイブルアートを取り入れた「エイブルアート・ユニフォーム」プロジェクトを進めています。このプロジェクトは、福祉と制服をつなぎ、生活に寄り添う形でアートを広めることを目指しています。こうした取り組みは、学生たちの日常生活に彩りを与えると共に、協力し合う社会を築くための一助となっています。
カンコー学生服の使命
1854年創業のカンコー学生服は、学生生活を支えるために学校制服や体操服を通じたサービスを展開しています。企業理念は、すべての子どもたちやその生活を支える人々に寄り添い、社会課題の解決に貢献することです。カンコー学生服は今後も、「未来に、エールを。」のスローガンのもと、学生とその周囲に希望をもたらす活動を続けてまいります。