名古屋マリオットアソシアホテルでの特別な雛飾り展
名古屋マリオットアソシアホテルが主催する「雛のつるし飾り」は、2025年の節句を祝う素晴らしいイベントとして注目を集めています。この展示は、2月3日から3月3日までの約一ヶ月間、同ホテルの15階メインロビーで開催され、入場は無料でどなたでも楽しむことができます。
目を引く雛のつるし飾り
毎年恒例のこのイベントでは、高さは3.8メートル、直径5.2メートルの大きな回廊型フレームに、約60種類・1万個もの雛飾りがつるされます。これらは、愛知県大治町の文化協会「雅の会」から選ばれた代表的な作品で、伝統的な技術を駆使して手作りされたものです。
雛飾りの中には、初節句を祝うための願いが込められており、それらは江戸時代後期から続く伝統工芸品として評価されています。卵から出た雛は、その成長と良縁を象徴しており、見た人々にとっても嬉しい空間を提供します。
願いを織り込んだ飾り
今回の展示では、特に干支の巳をモチーフにしたフクロウや、幸福を願う鯛、厄を払う猿など、個々の飾りがそれぞれ特有の意味を持っています。蛇は脱皮を経て成長する象徴とされ、挑戦と変化の象徴でもあります。これらの飾りを見ることで、来場者は各々の願いが込められた意味を感じることができるでしょう。
華やかな桜と橘
展示の正面には、「左近の桜・右近の橘」と呼ばれる桜と橘のつるしも飾られています。桜は古来より縁起の良い花とされ、魔除けや邪気払いの効果があると信じられています。一方、常緑樹の橘は「不老長寿」を表す花とされ、観賞することで人々に長寿の願いをもたらします。
開業25周年を祝う特別な飾り
2025年は名古屋マリオットアソシアホテルの開業25周年でもあります。今年のイベントでは、ホテルのスタッフが初めて雛飾りの制作に携わりました。地域の職人から学びながら、オリジナルマスコット「マリオットラビット」からインスパイアを受けた16体の雛を手作りしました。これらの雛は、SDGsカラーホイールの17色をテーマに古布を使って衣装がデザインされています。
この特別なプロジェクトは、地域の方々やホテルスタッフの心が一つになった成果であり、訪れる人々に笑顔を届けることを目指しています。
まとめ
名古屋マリオットアソシアホテルを訪れる際には、ぜひこの雛のつるし飾りをご覧になってください。美しさや伝統を感じながら、訪れるすべての人々に記憶に残るひとときを提供するでしょう。詳しい情報は公式ウェブサイトやSNSで確認できます。
名古屋マリオットアソシアホテル
電話: 052-584-1111
住所: 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4