赤鹿地所が「ひょうご産業SDGs推進宣言事業」に登録
兵庫県姫路市に拠点を置く株式会社赤鹿地所が、2025年10月16日付で「ひょうご産業SDGs推進宣言事業」に登録された。これにより、赤鹿地所は持続可能な開発目標(SDGs)への取り組みをさらに強化し、地域における責任を果たすことを宣言した。この制度は兵庫県内の企業がSDGs達成に向けた取り組みを宣言し、地域の持続的な発展に寄与することを目的としたものである。
この登録は公益財団法人ひょうご産業活性化センターによって認定されており、地域経済の発展に寄与する企業としての信頼性を高めた。赤鹿地所はSDGsの各目標に基づく具体的な活動を行っており、その内容を次に述べる。
SDGsへの具体的実践
赤鹿地所は不動産事業を通じて持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めている。その中でも特に注目すべき活動が以下の3つである。
福祉と企業をつなぐ、レンタルアート
まず、障がいのある方の就労支援を目的として、福祉施設で制作された「レンタルアート作品」を社内に展示する取り組みがある。これにより、社内の業務空間に彩を加え、福祉と企業のコラボレーションを実現している。目指すのは、心豊かな共生社会であり、社員はアートを通じて障がい者アーティストの活動を応援している。
子どもたちのキャリア形成支援
次に、地域の子どもたちのキャリア形成の機会を提供するために、兵庫県内の中学2年生を対象とした職業体験学習に協力している。具体的には「トライやる・ウィーク」のプログラムに参加し、実際の仕事環境を体験することで、次世代を担う子どもたちが社会とのつながりを学ぶ機会を設けている。この取り組みは地域の教育環境の向上にも寄与している。
住み続けられるまちづくり
さらに、社会課題である空き家問題の解消に向けた活動も行っている。空き家や農地の宅地開発を推進し、道や公園などのインフラ整備を実施することで、居住環境の改善と地域活性化を図っている。特に姫路市を中心とした持続可能なまちづくりに注力し、地域社会の発展に寄与する姿勢を見せている。
未来へのビジョン
今後、赤鹿地所は地域社会や行政、教育機関との連携をさらに強化し、「まちづくり」「福祉」「教育」の3つの視点からSDGsの実現へと邁進する考えである。未来の子どもたちが安心して暮らせる豊かな地域環境を次世代へ継承することを目指し、企業としての社会的責任を果たす決意である。
会社概要
- - 社名: 株式会社赤鹿地所
- - 本社所在地: 兵庫県姫路市辻井1丁目1番23号
- - 代表取締役: 赤鹿保生
- - 事業内容: 宅地分譲、不動産購入・売却仲介、賃貸仲介・管理、各種コンサルティング業務
- - 設立: 1986年9月3日
- - 公式サイト: お客様向けサイト | コーポレートサイト