Anytokenマーケットの未来
2020-08-17 10:01:24

ブロックチェーンの新時代を拓く「Anytokenマーケット」とは?

新しい経済の幕開け - Anytokenマーケット



「ふるさと納税」の提案者として知られる村口和孝氏がリードする株式会社和らしべが、新しい形のマーケットプレイス「Anytokenマーケット」を開発中です。このプロジェクトの核心には、ブロックチェーン分散型金融(DeFi)の仕組みを用いた革新的な決済アプリ「Anytoken Pay」が存在します。まずは、この新たな試みに迫ってみましょう。

「Anytokenマーケット」の背景


2020年3月に設立された株式会社和らしべは、「暗号資産 × Eコマース」の融合を目指すスタートアップ企業です。特に欧米において急成長を遂げているブロックチェーン技術を取り入れ、これまでの中央集権的な経済システムと一線を画す挑戦をしています。Anytokenマーケットでは、利用者同士が直接的に取引できる場を提供することで、コストを削減し、より自由な取引を実現しようとしています。

Anytoken Payの仕組みについて


「Anytoken Pay」は、イーサリアムブロックチェーン上に構築され、スマートコントラクトにより運用される決済アプリです。このアプリでは、仲介者を介さずに取引が完結するエスクローシステムが採用されており、購入者と販売者の間でスムーズな売買が行える仕組みです。具体的には、ユニスワップDEX(分散型取引所)と連携し、中央集権的な企業を介さずにトークンを自動的に変換することが可能です。これにより、イーサリアムのネイティブトークンやERC20トークン、さらにはビットコインでの取引も可能となっています。

エスクローシステムの特徴


このエスクローシステムには、特に購入者と販売者間で起こるトラブルを解決するための機能も備えています。商品が届かない場合や代金がリリースされない場合などの問題が発生した際、あらかじめ指定された第三者が調停を行うことができるため、より透明で安心な取引環境が提供されます。これにより、双方が納得できる形で取引が進むことが期待されています。

高速決済と無料GAS代の実現


Anytokenマーケットの最大の特長は、GAS代が完全無料である点です。これにより、従来のクレジットカード決済に比べて、取引コストが大幅に削減されます。さらに、1秒以内で最大2000件の取引を処理できるため、リアルタイムな決済体験を提供します。この高速性と利便性は、今後のオンライン決済のスタンダードを大きく変えていくことでしょう。

幅広い通貨に対応したマーケットプレイス


Anytokenマーケットでは、日本円や企業発行のポイントなど、さまざまな通貨やトークンで売買取引が可能です。これにより、販売者はビットコインで受け取りたい場合でも、日本円で支払いたい購入者との円滑な取引が実現できます。この仕組みは、マスマーケットにおける暗号資産の利用促進にも寄与するはずです。

未来のサービス展開


さらに、Anytokenプロトコルを利用したプリペイドカードの発行も計画されています。これにより、ユーザーは希望するトークンで直接DeFiからチャージができる新たなサービスが提供される可能性があります。

ユーザーフィードバックの重要性


村口和孝氏はプロジェクトに対するユーザーからのフィードバックを重要視しており、まずは実際に「Anytoken Pay」を利用してみてほしいと呼び掛けています。このように、利用者の声を反映させつつ進化するサービスは、今後ますます注目を集めるでしょう。

和らしべの未来を見据えたビジョン


株式会社和らしべは、法定通貨に依存しない新しい経済圏の構築をビジョンとして掲げています。そして、顧客情報や資産を預からず、全ての取引を透明かつ分散化することを基本原則としています。これからの時代、Decentralized Finance (DeFi) はますます重要な役割を果たすことでしょう。

結論として、「Anytokenマーケット」は新しい経済の形を描くプロジェクトです。ブロックチェーンとEコマースの交差点で、より自由で効率的な商取引の実現に向けたこの取り組みは、一人一人のライフスタイルに革新をもたらす可能性を秘めています。皆さんもぜひ、この進化する経済エコシステムに注目してみてください。

会社情報

会社名
株式会社和らしべ
住所
大阪府大阪市深江北3-17-2
電話番号

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