森本千賀子氏、ジャパン・リリーフに社外取締役として就任

森本千賀子氏、ジャパン・リリーフ社外取締役に就任

2025年8月1日より、株式会社ジャパン・リリーフが新たに森本千賀子氏を社外取締役として迎えることとなりました。彼女はリクルートグループでの豊富な経験を活かし、人材サービス業界の課題解決に取り組むことが期待されます。

スケールの大きな物流業界を支える強力な人材戦略

ジャパン・リリーフは、ドライバーを中心に構築した人材派遣サービスを提供する企業として、日本全国で約4,000名以上の「運転サービス士」による送迎サービスを展開しています。しかし、物流業界全体が直面する深刻な人材不足は、同社にとって喫緊の課題です。この課題に対処するために、森本氏の知識と経験が必要であると判断されたのです。

森本氏は、リクルートグループでエグゼクティブ転職支援に携わり、2,000名を超える転職を支援してきました。その経験が、ジャパン・リリーフにおける人材確保や育成の戦略において革新をもたらすと期待されています。

社外取締役就任の背景

現代の働き方は多様化しており、企業の人材戦略も変化を求められています。森本氏は、経営層から若手まで幅広い層のキャリア支援を手がけており、彼女の知見は、ジャパン・リリーフが目指す人材確保と環境づくりに非常に価値があります。今回の就任は、企業の人材戦略に新たな視点をもたらし、物流業界の課題解決にも繋がることを期待されています。

ゼログループ社長のコメント

株式会社ゼロの代表取締役社長、髙橋俊博氏は、現状の人材獲得の厳しさを痛感しており、森本氏の業界経験の活用を通じて、グループ全体の人材戦略を改革したいと考えています。また、ゼログループ全体の採用機能をジャパン・リリーフに統合し、人材の戦略的な充実を図っていく方針です。

森本千賀子氏のビジョン

森本氏は新しい役職を通じて、人材を「確保する」だけでなく、一人ひとりが自分らしく輝くことができる環境を作ることに力を入れます。物流業界の将来に責任感を持ち、全力で挑戦し続ける許可を与えられたことに感謝を示しています。また、彼女は、ドライバーたちや現場で働く仲間たちの貢献があってこそ社会が回るとの思いを強調しています。

森本氏の経歴

1970年に滋賀県で生まれた森本氏は、獨協大学外国語学部を卒業後、1993年にリクルート人材センターに入社しました。彼女はここで、経営幹部や管理職クラスを中心に数多くの転職支援を行い、その成果によって数々の表彰を受けてきました。また、2017年には自身の会社を設立し、エグゼクティブ層の採用支援や企業課題解決に取り組んでいます。