新ポータル『ijuu』
2020-09-30 19:41:43
ウィズコロナ時代の地方移住を後押しする新ポータル『ijuu(イジュー)』
近年、ウィズコロナ時代の影響もあって、リモートワークの普及が進み、地方移住がますます注目されています。これに伴い、地方での生活や仕事を希望する人々が増加し、そのニーズに応えるための新たなプラットフォーム『ijuu(イジュー)』が10月1日にスタートしました。
『ijuu』は、Iターン・Uターン・Jターンなどの地方転職を希望する人々に、各都道府県や市町村に存在する補助制度や移住情報を一元化して提供します。関心が高まる一方で、情報が分散しているため、どこから手をつければ良いのか分からないという現状を解消することを目的としています。
移住情報の一元管理
『ijuu』の最大の特徴は、地方移住や転職に関する情報を一元化している点です。各地域の補助金や助成金制度、魅力的な移住先の情報を、煩雑な手続きを経ることなく簡単に探し出せるため、ユーザーは効率良く自分に合った地域を見つけることが可能です。
例えば、海が好きな方が「海が綺麗」と検索することで、海に近い地域の情報がリコメンドされる仕組みにもなっています。これにより、特定のライフスタイルに合った移住や転職先をスムーズに見つけることができます。
地方自治体との連携による新たな体験
さらに、『ijuu』は地方自治体と連携を図り、カジュアルな移住体験を提供するキャンペーンも実施します。これは、実際に移住する前にその地域で生活を体験し、自分に合った環境かどうかを判断することを目的としています。こうしたプログラムは、移住に対するハードルを下げ、より多くの人々が実際に地方生活を体験する機会を生むでしょう。
新型コロナウイルスがもたらした変化
新型コロナウイルスの影響で、リモートワークの実施率は現在、おおよそ6割を超えています。また、リモートワークの継続希望率は8割を超え、このトレンドは今後も続くと考えられています。この状況下で、東京在住の20代でも3割近くが地方移住を希望しているとのデータもあり、地方での生活の可能性が広がっています。しかし、移住や補助金に関する情報は分散しているため、調査は困難を伴います。
そんな中から生まれた『ijuu』は、これまで求められていた情報提供のニーズに応えるために開発されたサービスです。このポータルサイトでは、地方移住や転職に必要な情報が簡単に手に入るため、ますます多くの人々が地方での新しい生活を模索するきっかけを提供します。
福岡市を中心としたサポートキャンペーン
さらに、今回の『ijuu』のリリースにあたり、福岡市のプロモーションが行われることも発表されています。福岡市では「福岡市お試し進出企画」や「会社登記の実質無料化」などが中心となり、移住に対する具体的な支援を行います。これを機に福岡市に対する関心が高まり、実際に移住を考える人も増えることでしょう。
会社概要
『ijuu』を運営するのは株式会社AilaBで、代表取締役社長は佐藤律希氏です。2020年に設立されたこの会社は、地方移住や関係する情報の提供を通じて、働き方の多様性を支援し、発展を図っています。
このように、ウィズコロナ時代において日本全体が新しい働き方を求める中、『ijuu』はその架け橋となることを期待されています。地方での新しい生活を考えている方々にとって、これからの選択肢を広げてくれる貴重なリソースとなるでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社AilaB
- 住所
- 東京都渋谷区松濤1-28-2
- 電話番号
-
070-8508-7201