未来のスマホアイデアコンテスト結果発表
先日、全国の小学生による「未来のスマホ アイデアコンテスト」が開催され、数多くの作品が集まりました。このコンテストは、株式会社ソーシャルサービスが提供する教育支援事業「ミラクリ」が主催し、ソフトバンク株式会社の協力のもと行われました。
「ミラクリ」は、様々な企業と連携し、教育の現場で役立つ副教材を制作・配布する initiative です。その中でも、スマートフォンの安全教育に特化した冊子『未来をつくるスマートフォンにどきどき』が全国の小学校に配布されました。この取り組みを通じて、子どもたちに安全なスマホの使い方の重要性を伝えるとともに、創造的なアイデアを引き出す目的で、コンテストが開催されたのです。
コンテストには「未来のスマホ」というテーマのもと、10年後・20年後のスマホに関するアイデアが多数寄せられました。応募作品は、どれも独自の視点を持った創造的なもので、最終的に「ソフトバンク賞」1名、「ミラクリ賞」1名、及び「未来賞」5名が選ばれました。今回はその中から、特に注目される受賞作品を二つご紹介します。
ソフトバンク賞 受賞作品
作品名:のびくねスマホ
作者: 大阪府・6年生 トミーさん
トミーさんは、柔らかい素材で作られたスマホのアイデアを提案しました。彼のスマホは落としても壊れることなく、伸ばしたり縮めたりできるのが特徴です。腕に巻くこともでき、自分の使いたいサイズに変更することができます。また、トミーさんはこのアイデアから、未来のスマホを使うことで多様な楽しみ方が広がると感じているようです。
審査員からは、「自由な発想と実用性の両方を兼ね備えた素晴らしいアイデアだ」とのコメントが寄せられました。特に、使用するシーンに応じた形状に変えることができる点が高く評価されました。
ミラクリ賞 受賞作品
作品名:未来に売ってるよ!スマホキット
作者: 宮城県・6年生 ときたまさん
ときたまさんは、身近なところで簡単に手に入るスマホのアイデアを提案しました。彼女が考えたのは、ポッピンクッキンのように簡単な手順で、スマホを自分で作るというものです。このスマホは、手軽に組み立てて通常のスマホとしても機能し、経済的にもお得だとされています。
審査員のコメントからも、作ることに楽しさを感じ、使用することへの期待感が伝わってきます。特に、誰でもどこでも簡単に作れるスマホというアイデアは、将来的に実現できる可能性を秘めていると高く評価されています。
両受賞作品を通じて、未来の技術に対する子どもたちの想像力がいかに豊かであるかが伝わります。これからも彼らのアイデアが形になり、実現していくことが楽しみです。
詳細の確認
コンテストの詳細や「未来賞」に選ばれた他の作品については、こちらの
ミラクリ公式サイトをご覧ください。子どもたちが描く未来のスマホの可能性に、ぜひ目を向けてみてください。