BASFが発表した新しいTPUポートフォリオ
2026年5月11日、中国上海にて、BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)はElastollan® 熱可塑性ポリウレタン(TPU)の新ポートフォリオを発表しました。この新しいポートフォリオには、カーボンフットプリント(PCF)を低減したReducedPCFグレードが含まれており、フットウェア、スポーツ、レジャー、ケーブルおよびワイヤーなどの主要産業向けに提供されます。これにより、顧客は性能を損なうことなく自社製品のカーボンフットプリントを削減できるようになります。
低PCFを実現した取り組み
BASFの新たなReducedPCFグレードは、排出量の少ないエネルギーや資源の有効活用、そしてPCFが低い化石原料の使用を通じて実現されています。このPCFの算出は、TfS(Together for Sustainability)ガイドラインおよびISO 14067に基づいて行われます。新しいグレードは、従来のElastollan® グレードと同等の機械的特性を維持しながら、PCFを10~30%削減しています。
上海拠点の重要性
Elastollan® TPU製品の多くは、BASFの上海拠点で製造されます。この拠点はアジア太平洋地域における「現地生産・現地供給」という戦略の中心となっており、地域の顧客に対する供給安定性やサポートを向上させています。新たに導入される資料として、一部製品にはバイオメタンが添加されることもあり、これによりさらなるPCF削減が期待されます。
ビジネスからのメッセージ
BASFパフォーマンスマテリアルズ事業本部アジア太平洋地域TPUビジネスマネジメント担当バイスプレジデント、ロヒット・ループ・ゴーシュ氏は、今回のReducedPCFグレードを通じて顧客が自社のカーボンフットプリントを削減できるようになると述べています。「この新グレードは性能を犠牲にすることなく、グリーントランスフォーメーションへの支援を行うものです」
BASFは、透明性のある情報提供、PCFデータの整備、地域特有の製造を通じて、各顧客と連携を強化していくことを目指しているとのことです。
持続可能な未来へのビジョン
BASFは、持続可能性と高性能の両立を図りながら、プラスチック業界の変革をリードしています。今回のReducedPCFの取り組みは、より循環型で持続可能な未来に向けた道筋を示すものであり、業界全体に影響を及ぼす可能性があります。消費者と企業の双方から注目されるこの新ポートフォリオは、より環境に優しく、安全な製品作りに向けた第一歩となるでしょう。
BASFのこれからの展望に、大いに期待が寄せられています。彼らの持続可能なパートナーシップに参加することで、私たちも地球環境への貢献に一歩近づくことができるでしょう。