トヨタファイナンスがUiPathを導入し、顧客対応業務の生産性を向上
トヨタファイナンス株式会社は、エージェンティック・ビジネス・オートメーションの先駆者、UiPath株式会社が提供する「Agent Builder in UiPath Studio」を活用し、顧客からのメール問い合わせ対応業務の効率を大幅に向上させる成果を発表しました。
導入の背景
トヨタファイナンスは、自動車ローンやクレジットカード事業を中心に、スマホ決済や旅行、EC事業など、多様なモビリティ金融サービスを展開しています。AIツールの導入や生成AIリテラシーの向上に継続的に取り組んできた同社は、特に定型業務の自動化を進める中で、一部業務においては従来の手法では投資効果を最大化できないという課題を抱えていました。これに対するソリューションとして、UiPathの導入が決定しました。
UiPath Platform選定の理由
AIエージェント導入に向けて、トヨタファイナンスは市民開発の実現可能性や自動化機能、サポート体制を慎重に吟味しました。選考過程で、レガシー環境を操作できるロボットとAIエージェントを統合したプラットフォームの方が業務のロジック化、高度な自動化に繋がるとの確認が得られました。また、UiPathの密なサポート体制が高く評価され、最終的に同社はUiPath Platformを選ぶことになりました。
導入後の効果
2026年1月、トヨタファイナンスは顧客からの問い合わせメール対応業務において、Agent Builderを活用したAIエージェントを本格的に稼働させました。その結果、従来の作業時間が平均13分から4分に短縮され、業務効率が3倍以上向上しました。また、月に数千件の問い合わせに対して、この効率化が実現できたことにより、社内では今後の導入範囲に対して期待が高まっています。
今後の展望
トヨタファイナンスは、今後さらに多くの社内業務にAIエージェントを導入していく方針です。特に経費精算業務に関しては、UiPath IXPを利用して請求書情報を自動で読み取り、ロボットが処理を行うシステムの検証を進めています。ただし、現場の理解と協力を得ながら成果をスピード感を持って創出することが重要であると認識しています。デジタル業務推進部の平野賢一部長は、「UiPathとのパートナーシップを最大限活かし、幅広い業務領域への展開を図りたい」と述べています。
また、UiPath株式会社の夏目健部長も「具体的な成果が現れていることに喜んでおり、さらなる業務効率化をサポートしていく所存です」とコメントしています。
今後のトヨタファイナンスにおけるエージェンティックオートメーションの進展に、期待が高まります。
UiPath社について
UiPathは、エージェンティック・ビジネス・オーケストレーションのリーダーとして、企業の複雑な業務課題を解決するAIエージェント技術を提供しています。自動化とオーケストレーションを融合させ、企業の業務効率化を実現します。