新たなセキュリティの時代が始まる
株式会社アイロバ(以下、アイロバ)は、株式会社CEL(以下、CEL)と新たに販売代理店契約を締結し、クラウド型WAF(Web Application Firewall)サービスである「BLUE Sphere(ブルースフィア)」の提供を開始しました。この提携により、企業のセキュリティ対策は新しいステージに進化します。
提携の背景と目的
近年、Webアプリケーションへの攻撃が高度化し、従来の対策では企業の情報資産を守ることがますます難しくなっています。既存のサイバー攻撃対策だけでは不十分であり、新たな防御策の導入が求められています。CELは、企業のセキュリティレベルを診断し可視化するサービスを提供してきましたが、今回はアイロバと連携することで、攻撃の入り口を守る新たな防御フェーズにも対応することを目指しています。
BLUE Sphereとは何か
アイロバが提供する「BLUE Sphere」は、WAFだけでなくDDoS防御や改ざん検知、DNS監視やサイバーセキュリティ保険といった多様な機能を兼ね備えたクラウド型のセキュリティサービスです。従来のサービスよりもシンプルな料金体系が特徴で、すべての機能やサポートが基本料金に含まれています。
WAF機能によるWebアプリケーションの防御
「BLUE Sphere」のWAF機能は、Webアプリケーションに対する不正なアクセスを防ぐことを目指します。悪用される脆弱性を防ぎ、情報漏洩や改ざんを未然に防ぐためのセキュリティソリューションです。導入も簡単で、DNSの切り替えによって即座に利用可能となり、日々進化するサイバー攻撃からしっかり防御します。
DDoS攻撃への防御
DDoS攻撃とは、悪意ある攻撃者によって大量のトラフィックが送信され、サービスが停止する状況を引き起こすものです。BLUE Sphereはこのような異常な通信を迅速に検知し、遮断することでWebサービスの可用性を守ります。
改ざん検知機能
必ずしも攻撃を受けないとは限りませんが、万が一に備えた改ざん検知機能も「BLUE Sphere」には備わっています。事前に本来のWebサイト情報を保存することで、攻撃を受けてもその影響を最小限に抑えることが可能です。
DNS監視と保険サービス
DNSのハッキングも監視の対象となっており、常に安全性を確保します。加えて、万が一の事態に対応するサイバーセキュリティ保険も基本サービスとして提供され、賠償補償や法律相談支援など、幅広い保証内容が含まれています。
今後の展開
アイロバは、CELとの連携を通じて、診断から導入までの一貫したサポートを提供し、企業ごとの実状に即したセキュリティ体制を構築します。今後もサイバー攻撃が進化する中で、企業の持続可能な安全性を保つための総合的なソリューション提供を攻めていく予定です。
会社情報
事業内容:サイバーセキュリティサービスの提供
本社:東京都千代田区麹町1-8-1半蔵門MKビル4階
代表者:小林直樹
WEBサイト:
アイロバ公式サイト
事業内容:脆弱性診断及びペネトレーションテスト、デジタルフォレンジック支援
本社:東京都港区赤坂1-14-11HOMAT ROYAL 1F
代表者:中本 有哉
WEBサイト:
CEL公式サイト
この新しい提携は、企業が直面するサイバー脅威に対して強力な防御を提供し、安心してビジネスを進められる環境を作る大きな一歩となるでしょう。