PICO OS 6の登場
3月2日、XRの革新をリードするブランド、PICOは、開発者に向けて新たなオペレーティングシステム「PICO OS 6」を発表しました。これは単なるアップデートではなく、空間OSの全貌を再設計した全く新しいシステムです。この新しいOSは、2Dアプリケーションと3Dコンテンツ、さらには仮想環境と現実空間のシームレスな統合を実現します。これにより、XR体験の中での重要な課題が解消され、より没入感のある体験が可能になります。また、開発者は「PICO OS 6」に搭載された新しい開発ツールを用いて、今年後半に公開予定の「Project Swan」のヘッドセット向けアプリを先行して開発できるようになります。
PICO OS 6の主要特長
1. 統合されたレンダリング技術
「PICO OS 6」の中核を成す「PICO Spatial Engine」は、2年間の開発を経て、レンダリング技術を根底から見直しました。これによりOSレベルでの統合レンダリングが実現され、複数の2Dアプリや3Dオブジェクト、現実空間からの映像を同時に描画しながら、高い応答性能と安定性を維持することが可能となります。これにより、仮想と現実が自然に溶け合った体験が得られます。
2. 高度な空間マルチタスク
利用者は物理的なデスク上に複数のブラウザやドキュメントを配置しつつ、アバターを通じて同僚と共同で3Dモデルを編集することができます。ゲーム中に浮遊ウィンドウでビデオ通話やウェブブラウジングも行え、エンターテインメントの場でも新たなマルチタスクを実現します。この操作は直感的なタッチジェスチャー、XRコントローラー、キーボード・マウスまで多岐にわたってサポートされています。
3. オープンエコシステムの構築
PICOは、空間コンピューティングの発展において様々なアプローチが重要であると認識しており、「PICO OS 6」は多様なアプリケーションエコシステムをサポートしています。Spatialアプリ、OpenXR、WebXR、Androidアプリ等、幅広いアプリがシステムの一部として扱われます。これにより、新たな開発者の参入が容易になります。
Project Swan - 次世代ハードウェアの展望
「PICO OS 6」の能力を最大限に活用するために、PICOは次世代XRハードウェアを開発中です。このプロジェクトは「Project Swan」と呼ばれ、2026年後半に全世界での発表を予定しています。
1. 超高精細ディスプレイ
新型MicroOLEDディスプレイは約4,000PPIという画素密度を実現しており、これは主要なフラッグシップスマートフォンの約9倍です。これにより、プロフェッショナル向けのテキストも鮮明に表示されます。
2. 高性能デュアルチップ構造
カスタムXRチップが、複数のセンサーからデータを統合し、高速で現実空間の精緻なモデリングを可能にします。また、フラッグシップSoCとの組み合わせにより、パフォーマンスが大幅に向上します。
PICO Global Early Access Program参加者募集中
PICOは「Project Swan」および「PICO OS 6」のクローズドベータテストに参加するテストユーザーを募集中です。これは次世代XR体験を洗練するための重要なプロセスであり、ハイエンドVR機器の使用経験を持つ方からのフィードバックを求めています。XRの未来を共に築くパイオニアの皆さまのご応募をお待ちしております。
公式ウェブサイト:
PICO