2023年3月19日(金曜日)午後1時から、関西健康・医療創生会議の第3回オンラインシンポジウムが開催されます。今回のテーマは「新型コロナ感染症(COVID-19):防戦から反転攻勢のフェーズへ」となり、新型コロナウイルス感染症の現状や対策について、様々な専門家が集まり意見を交わします。
新型コロナウイルスが世界を襲ってから、すでに一年以上が経過し、私たちの生活や社会には多大な影響が及んでいます。日本国内でも第3波が到来し、医療現場は危機的な状況にさらされています。ですが、最近ではワクチン接種が始まり、治療法や病態に関する知見も増えてきました。これにより、今や単なる防戦ではなく、反転攻勢のフェーズに移行できる見込みが立っています。
このシンポジウムでは、一般の参加者も受け入れて、新型コロナウイルスとの向き合い方について共に考える貴重な機会を提供します。プログラムには、開会挨拶や基調講演、パネルディスカッションの内容が含まれています。まず、開会挨拶は関西広域連合広域医療局担当委員である徳島県知事の飯泉嘉門氏が行います。
基調講演には大阪大学免疫学フロンティア研究センターの招へい教授、宮坂昌之氏が登場し、「新型コロナ感染症:正しく知るとは?」というテーマで講演を行います。続いて、パネルディスカッションが行われ、多様な専門家が参加し、それぞれの視点で議論を繰り広げます。座長を務めるのは、地方独立行政法人神戸市立病院機構理事長の橋本信夫氏で、以下のパネリストが参加します。
- - 大阪大学大学院医学系研究科教授(感染制御学)朝野和典氏
- - 和歌山県保健福祉部技監(保健所行政、県医療体制)野尻孝子氏
- - 神戸市立医療センター中央市民病院感染症科医長土井朝子氏
- - 神戸市福祉局担当課長(介護予防担当)丸山佳子氏
シンポジウムは、13時から15時の2時間にわたり開催され、ZOOMを利用した完全オンライン方式となりますので、誰でも気軽に参加できる形式です。また、イベント終了後には録画を数週間、インターネットで公開する予定です。
参加費は無料ですので、興味のある方はぜひ申し込んでみてください。申し込みは以下のURLから可能です。
申込先URL
最後に、閉会挨拶は関西健康・医療創生会議の議長である京都大学名誉教授の井村裕夫氏が行います。新型コロナ感染症に対する知識と理解を深め、未来の社会にどう向き合うかを考える貴重な機会です。皆さまのご参加を心よりお待ちしています。