新入場管理システム
2021-01-18 10:00:03

PCR検査結果を活用した新しいイベント入場管理システムの導入

新しいイベント入場管理システム「Safe Guest Solution」



日本では1月18日より、スキーデータ合同会社が新たな入退場管理システム「Safe Guest Solution」の提供を開始しました。このシステムは、PCR検査の結果を電子チケットに組み込むことで、より安全なイベント運営をサポートします。コロナウイルス対策としても大きな役割を担い、入場管理の効率化に寄与します。

「Safe Guest Solution」の特徴


「Safe Guest Solution」では、過去のイベントで使用されてきた入場管理システムに加え、PCR検査の結果を来場者の電子チケットに組み込むことができます。この革新的なシステムにより、来場者の入場時には健康状態を非接触で確認でき、新型コロナウイルス感染症に対しても積極的に対応しています。

海外では2020年8月にドイツで開催されたABB FIAフォーミュラーEレースで導入され、約30,000人が電子認証を受けました。また、2021年には国際スキー連盟主催のアルペンスキー・ワールドカップでも採用され、その有効性が証明されています。

システムの仕組み


このシステムでは、来場者とスタッフのPCR検査結果が電子チケットに組み込まれます。主催者側での登録が必要で、陰性の場合は個人情報を開示せずに自動的に認証され、陽性の場合は入場認証が即座に無効化されます。このプロセスはすべて個人情報保護法に従って行われ、事前にハンディ端末で確認することが可能です。

さらに、電子認証が付与されると、入場案内がスマートフォンに送信され、VIP来場者には特別なガイダンスも実施されます。

日本での展開


欧米では、すでに多くのイベントで行われているこの取り組みですが、日本ではまだ広がりを見せていません。「Safe Guest Solution」は、PCR検査結果をより有効な安全証明として活用し、非接触の形で新型コロナウイルス対策を行える可能性を秘めています。人と接触することなく安心してイベントを運営することで、参加者の安全を最優先に考えた取り組みが期待されます。

スキーデータ合同会社について


スキーデータ合同会社は、入退場管理やチケット販売、来場者管理ソリューションを国内外に提供する企業です。本社は東京都千代田区にあり、2008年に設立されました。入退場管理システムは世界で1万件以上導入されており、スキーリゾートやテーマパーク、スタジアムなど多くの施設で利用されています。安全で快適な来場体験を提供するため、日々進化を続けています。

今後、日本国内でも「Safe Guest Solution」が広まり、映画館や美術館など多くの人が集まる場所での導入が期待されます。これにより、感染症対策が一層強化され、安全な環境でのイベント運営が実現するでしょう。

会社情報

会社名
スキーデータ合同会社
住所
東京都千代田区内神田1-4-2大手町ポイントビル 5F
電話番号

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