ロート製薬の健康経営
2025-01-20 11:26:52

ロート製薬が社員健康の向上に向けた新しい取り組みを始動

ロート製薬が健康経営を加速する取り組み



大阪に本社を構えるロート製薬株式会社は、社員の健康を第一に考え、長年にわたり健康活動を推進してきました。最近、同社は「社員自身が健康であってこそ、質の高い商品やサービスを提供できる」という理念のもと、新たな健康経営の一環としてオリジナル健康アプリ「W-UP」を開発し、グループ会社への展開を始めたことを発表しました。

健康経営の強化



ロート製薬は、禁煙推進、睡眠の質向上、そして日常的な運動習慣の定着という三つの重要なテーマの下、社員の健康を守るための施策を打ち出しています。日々の生活改善を促進するため、セミナーやイベントが年間を通じて実施され、社員一人ひとりが自律的にウェルビーイングを目指す環境が整えられています。2022年にはロートグループ健康保険組合が設立され、健康診断の充実や健康データの統一化を図っており、これにより社員の健康状態を可視化し、年齢や健康状態に応じた対策を講じています。

ウォーキングイベントの展開



ロート製薬は「1日あたり8000歩・早歩き20分」という健康的な生活習慣を広めるため、定期的にウォーキングイベント「とこチャレ」を開催しています。これはチームでの参加を促進し、運動習慣の定着だけでなく、コミュニケーションや組織の活性化も狙っています。最近の調査によれば、この目標を達成した社員はプレゼンティーイズムが低く、「健康で働き続ける自信がある」という割合が高いことが明らかになっています。

この度、ロート製薬は「W-UP」を通じて2025年1月20日からグループ会社の社員を対象にしたウォーキングイベントを開始しました。このアプリを活用することで、社員全体が一丸となって健康を維持する取り組みが進められています。

アプリ「W-UP」の役割



「W-UP」は2018年から導入された独自のシステムをアプリ化したもので、活動量計やスマートフォンと連携し、日々の歩数や運動状況を記録する機能を備えています。また、ウォーキングイベントへの参加状況や健康リテラシーを高めるためのドリルもあり、達成度に応じて健康通貨「ARUCO」を付与される仕組みも用意されています。この「ARUCO」は社員の健康づくりに幅広く活用され、より良い生活習慣の形成に寄与しています。

卒煙支援の拡大へ



さらにロート製薬は、20年以上前から卒煙支援に取り組んでおり、2020年には社内での喫煙率を0.1%まで下げることに成功しました。しかし、グループ全体では喫煙率が8.8%と高い状態が続いているため、2024年からは全面的な卒煙支援へと移行します。禁煙推進リーダーや保健師と連携し、様々なアプローチで禁煙プログラムの提供を行い、最終的には喫煙率0%を目指します。

まとめ



ロート製薬の新しい健康経営戦略は、社員の健康を支えるための体制を強化する重要な一歩です。オリジナルの「W-UP」アプリやウォーキングイベントを通じて、健康意識を高める取り組みが進んでいます。今後も健康を重視した施策が期待される中、ロート製薬は社員が一丸となって健康的な生活を送り、会社全体の活力を引き出していくことでしょう。


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会社情報

会社名
ロート製薬株式会社
住所
大阪府大阪市生野区巽西1丁目8番1号
電話番号
06-6758-1231

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