株式会社リーピーが取り組むカーボンオフセット
岐阜県岐阜市に本社を置く株式会社リーピーは、新たなる環境貢献の取り組みとして、2026年の1月から12月にかけて運営するお客様のWebサイトに関連する全てのCO2排出量をオフセットすることを発表しました。これにより、同社のサーバーを通じて発生する、推定で2トンのCO2を完全に相殺し、実質的に「カーボン・ニュートラル」を実現します。
この意義深い施策は、株式会社リーピーのビジョン「地方の未来をおもしろくする」に基づいています。地域活性化事業の一環として、リーピーはWebサイトの運営を通じてもたらされる環境負荷を軽減するために積極的に活動しています。特に、Webサイトのサーバー運営時に発生するCO2に注目し、その排出を削減する方法を模索しました。
オフセットのために選ばれたのは、岐阜県高山市に存在する「しぶきの湯『遊湯館』」の木質バイオマスを用いたコージェネレーションによるCO2削減プロジェクトから生成されたJ-クレジットです。この利用により、地域内の資金循環に寄与しつつ、温室効果ガスの削減にもつながります。
地産地消型の持続可能な成長
地域資源を活用したプロジェクト選定は、ただ環境保護を目的とするだけでなく、地域社会への貢献も兼ね備えています。リーピーは、このような取り組みを通じて、脱炭素社会の実現に寄与し、さらに地方創生をサポートしていく考えです。このカーボン・オフセットにより、2026年に運営される全てのWebサイトは、クリーンエネルギーを活用したサステナブルな環境下で稼働します。
環境に優しい社会への第一歩
リーピーの代表取締役、川口聡氏は「持続可能な社会の実現には、企業として具体的な行動が求められる時代です。当社は自社のサービスを通じて、その変革を実現し、地域との連携を大切にしていきます」と述べています。
このオフセット事業は、環境省の「カーボン・オフセット・プロバイダープログラム」にも参加しており、愛知県名古屋市に本社を持つ株式会社ウェイストボックスがサポート役となっています。プロジェクトとしては特定の手続きを経て、環境配慮型の証明を得ることができるのも強みです。
リーピーの未来
株式会社リーピーは、これからも地元資源を活用した環境貢献活動を進めることに加えて、企業のビジネス支援を通じて地域の持続的な発展にも力を注いでいく方針です。現代社会において、企業が担う役割はますます大きくなってきています。リーピーのように、地域密着型で環境意識の高い選択を行う企業が増えることは、持続可能な未来の形成に寄与するでしょう。
株式会社リーピーについて
2013年に設立されたリーピーは、Webマーケティングを中心に、地方企業の成長をサポートする幅広いサービスを提供してきました。地域創生をテーマにした「リープ・グッド」を通じて、地域活性化にあたる多様な施策を実施し、地域のニーズに応じた質の高い支援を行なっています。さらに、共感型ふるさと納税メディア『ぎふちょく®』の運営など、地域の魅力を発信し続けています。今後もリーピーがどのように環境と地域の未来を切り拓いていくのか、目が離せません。