東京大学松尾研発AIスタートアップが資金調達を実施しさらなる成長へ

株式会社Spark+が資金調達を実施

東京大学松尾研発のスタートアップ企業、株式会社Spark+（スパークプラス）は、デジタルトランスフォーメーション（DX）推進の一環として、Deep30投資事業有限責任組合から資金調達を実施したことを発表しました。これは、2025年2月に行われる第三者割当増資により、事業のさらなる成長を目指すものです。

Spark+の理念と活動

Spark+は「日本の飛躍に火をつける」というミッションのもと、製造業を中心に、大規模言語モデル（LLM）やコンピュータビジョン（CV）技術など、最先端のAI技術を活用したソリューションやコンサルティングサービスを提供しています。設立から1年を迎えた同社は、三菱重工業をはじめとする様々な大手企業との協働プロジェクトに従事し、急激な成長を遂げているのです。

Deep30からの評価と期待

Deep30の川上氏は、Spark+の代表である本田純平氏とそのチームの技術力や事業推進力を高く評価し、製造業や金融業を重点産業として注力し、新たなビジネス価値を創出していると述べています。また、同社はソフトウェアだけでなく、ハードウェア分野からも多くのメンバーが参画しており、今後はPhysical AIの分野でもリーダーとしての役割を果たすことが期待されています。

本田CEOの思い

本田 CEOは、この資金調達を通じて、Deep30からの評価を受けることができたことを喜び、生成AIの重要性が高まっている日本の状況を踏まえ、多くのパートナーと共に事業を推進していく考えを示しました。彼は、米国や中国における生成AIの革新において日本も重要な存在となるよう、積極的な活動を続けると語っています。