米の力が生んだ次世代グミ「こめぐみこ」
金沢に本社を構える老舗お菓子屋「あめの俵屋」は、2026年7月16日に新商品「こめぐみこ」を発売することを発表しました。このグミは、製造過程で発生した米飴の未利用資源を活用することで誕生しました。食品ロスの削減に寄与するだけでなく、おいしさや健康にも配慮した優れたお菓子となっています。
新しいお菓子の背後にある伝統と技術
「こめぐみこ」は、あめの俵屋にとって初めてのグミ製品です。この商品は、金沢工業大学や北國銀行、富士化学工業といったパートナーと共に共同開発が行われてきました。開発は2024年12月から始まり、食品業界での多様な知見と技術が結集されています。
「じろあめ」という、米と大麦だけで作られた伝統的な飴が、観光客を始め多くの人に支持されている中、製造過程で発生する米や大麦の粉末が不要になっていたのです。その未利用資源を有効に利用するために生まれたのが「こめぐみこ」なのです。
サステナブルなグミの特長
この商品は、「伝統 × 科学 × サステナビリティ」の融合により、新しいお菓子の形を提案しています。「こめぐみこ」は、自然な甘さとやさしい風味が特徴で、その製造には砂糖や添加物は一切使用していません。そして、米大麦粉に含まれる「レジスタントプロテイン」を加えることにより、体に優しい栄養価の高い商品となっています。
レジスタントプロテインの驚きの効果
「こめぐみこ」に含まれるレジスタントプロテインは、数多くの健康効果が期待されています。具体的には、腸内環境を整える「腸活」に役立つほか、肌のうるおいを改善する効果が期待されるなど、美容にも貢献します。このように「おいしさ」と「健康価値」を両立しました。
産学連携の成果が形に
本商品の開発には、金沢工業大学の研究成果が大きく貢献しています。同大学の尾関健二教授は、米の種類ごとに異なるレジスタントプロテインの特性を研究しており、その知見が商品化へとつながりました。さらに、2024年には産業振興財団の支援を受けて、本格的な開発が進むことになりました。
試作段階では、富士化学工業が責任を持って実施し、最終的に製品としての形を持つことになりました。
購入方法について
「こめぐみこ」は、あめの俵屋の各店舗及びオンラインショップ「COREZO」で購入できる予定です。ぜひこの新しいサステナブルなお菓子を試してみてください。
米の力を最大限に引き出した「こめぐみこ」は、未来を見据えたお菓子として、多くの人々に愛されることを目指しています。