ハコベルの挑戦
2025-12-19 10:49:52

運送業務支援システムを承継するハコベルの新たな挑戦

ハコベルが「トラッカーズマネージャー」を承継



ハコベル株式会社は、2026年2月1日より株式会社Azoopの運送業務支援システム「トラッカーズマネージャー」を承継することを発表しました。これにより、同社は運送業者への経営支援機能を強化し、物流業界の進展に寄与することを目指しています。

「トラッカーズマネージャー」について



「トラッカーズマネージャー」は、運送会社の収益性や業務効率の向上、法令遵守の取り組みをサポートするシステムです。このシステムの特徴として、従来の管理方法であるExcelや紙管理から脱却し、車両やドライバー、運行情報などをクラウド上で一元管理できることが挙げられます。請求業務や売上管理も一つのプラットフォームで行うことが可能です。

さらに、トラック1台あたりの収益を収集し、可視化することで、業務効率の向上だけでなく、メンテナンスコストの削減や法令対応の支援も行います。このような機能により、多くの運送会社から高く評価されています。

事業承継の背景



ハコベルは「物流を持続的に発展させるプラットフォームを創る」というビジョンを掲げています。同社は運送手配や物流DXのシステム事業を展開し、顧客の課題を解決するための努力を積み重ねてきました。物流業界は近年、法改正や新たな規制に直面しており、特に中堅・中小の運送事業者は投資余力や人的資本が不足しているため、業務効率の向上が求められています。

そのような背景から、ハコベルは運送事業者を支援するためにこのシステムを承継することを決定しました。「トラッカーズマネージャー」は、経営効率を向上させるための強力なツールであり、既存の顧客に対する価値提供の拡大も期待されています。また、これまで「トラッカーズマネージャー」を利用してきた事業者に対しても、新たなビジネスチャンスを提供することができると考えています。

各企業代表者のコメント



株式会社Azoopの朴 貴頌社長は、「トラッカーズマネージャー」は創業以来、運送会社の経営を支えるために育ててきたサービスであり、これをハコベルに託すことでさらなる進化を期待しています。彼は、運送事業者に向けた収益性や法令遵守の向上を目指すこのシステムが、今後も多くの価値をもたらすことを信じています。

ハコベルの狭間 健志社長も、同社のビジョンに基づき、物流業界の挑戦に取り組むと述べました。彼は、Azoopによって育てられた「トラッカーズマネージャー」の運営を引き継ぎ、さらなる成長を通じて運送事業者のサポートをしていくと語っています。

今後の展望



引き続き、ハコベルは「トラッカーズマネージャー」と関連サービスとの連携を進めていきます。今回の事業承継を通じて、運送事業者の経営効率をさらに向上させるための支援を行い、物流業界の持続的な成長に貢献していく所存です。

このように、ハコベルによる「トラッカーズマネージャー」の承継は、運送業界にとって非常に重要な意味を持つ取り組みであり、業務効率化や経営の透明化を実現する一歩となるでしょう。


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会社情報

会社名
ハコベル株式会社
住所
東京都中央区八丁堀2-14-1 住友不動産八重洲通ビル1・3F
電話番号
03-6625-5214

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