NTTデータビジネスブレインズが新サービス「Slopebase」を発表
株式会社NTTデータビジネスブレインズ(東京都港区)は、社内の業務データを一元的に管理する新たなクラウドサービス「Slopebase」を2025年10月に提供開始することを発表しました。このサービスは、企業が日常的に発生する経費や支払いを把握し、無駄なコストを削減するための支出管理の枠を超えています。実際には、データをクラウド上で可視化し、リアルタイムでの業務連携と意思決定を可能にすることを目指しています。
支出管理クラウドとは?
一般的な支出管理は、日々の業務におけるコストの把握と管理を指しますが、「Slopebase」はそれだけではありません。従来の支出管理の枠組みを超え、社内に分散したデータを一元化することで、業務の流れを可視化します。「誰が」「どこで」「なぜ」お金を使っているのかを明確にし、関連業務の最適化を図ります。この新たなアプローチにより、持続的な業務改革を促進する内容になっています。
Slopebaseの特徴
ザクセス管理が進む中で、多くの企業はデジタル化の進展を実感していますが、システムの乱立が課題となっています。内部の情報が分散し、最終的な経営判断にも影響を与えることが多いのです。このような状況を踏まえ、NTTデータビジネスブレインズは「Slopebase」を開発しました。
このサービスは、業務データの統合管理を実現し、「コスト削減」「業務効率化」「コンプライアンス遵守」「リスク管理」を主要なメリットとして掲げています。さらに、低コストかつ他のシステムとの連携も容易で、導入に際してのハードルが低いのも特徴です。
具体的には、ノーコードでシステムを構築することができ、開発の手間がかからなります。このため、チーム単位での開始から全社的な利用にスムーズに移行できるのです。
具体的なメリット
1. データの一元管理
業務データを一元的に管理することで、確実な情報把握が可能になります。例えば、予算や経費精算、在庫管理などを一つのプラットフォームで行えるようになるため、業務の効率化が期待できます。
2. ノーコードでの導入
ノーコードで組み立ててシステムを構築可能であり、誰でも簡単に使用できるのが大きな特徴です。これにより、導入時の開発が不要になり、業務に合わせた柔軟な設定が可能となります。
3. 見える化と自動化
データは視覚的に表示でき、集計やレポート作成が容易です。加えて、業務の自動化機能により、従来の手動作業を減少させ、作業の効率を高めることができます。
4. 外部システムとの連携
WebAPIを使用することで、他の業務システムやサービスとの連携が可能になり、既存のシステムを変更することなく新たに導入できるのも強みです。
5. 柔軟な課金体系
月額30,000円(税別)からの料金体系で、利用する業務量に応じた料金システムを採用しています。これにより、企業規模にかかわらず、スモールスタートが実現できます。
今後の展望
「Slopebase」を通じて、企業は今まで以上にスムーズな業務運営を実現できるでしょう。クライアントのニーズに応じた現在のビジネス環境への適応を促進しつつ、各企業の競争力を強化することが期待されています。
坂本代表は「Slopebaseは、ただの支出管理ではなく、企業全体のデジタル化を推進するための強力なツールです」と語っており、将来への期待を寄せています。
NTTデータビジネスブレインズについて
NTTデータビジネスブレインズは、2003年に設立され、情報システムの開発やコンサルティングを提供している企業です。特に、最新のIT技術を駆使したサービスを通じて、クライアントのビジネス課題を解決するソリューションを展開しています。今後の「Slopebase」の展開にも大いに期待が寄せられています。
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