リミニストリートが発表した新しいハイパーバイザーセキュリティ
2025年1月22日、米国ラスベガスにて、エンタープライズソフトウェアのサポートサービスを提供するリミニストリートは新たなセキュリティソリューション、
Rimini Protect™ Advanced Hypervisor Security(AHS)を公表しました。この新しいソリューションは、業界をリードする
Rimini Support™ for VMwareに組み込まれており、年次保守コストの大幅な削減を実現します。また、ユーザーは既存のVMwareライセンスをより長く活用することが可能になります。
インパクトのあるセキュリティ機能
Rimini Protect AHSは、米軍のVMware配備を含む、重要なハイパーバイザーインフラの保護に取り組んでいます。このソリューションは、最新のAI/MLテクノロジーを取り入れ、強化されたセキュリティ機能を提供します。これにより、企業はハイパーバイザー環境を365日、24時間体制で安全に維持し、信頼性の高い運用を実現できます。
ハイパーバイザーのリスクの深刻さ
近年のランサムウェアの増加は留意すべき問題です。2024年には、攻撃被害の増加が43%に達し、支払い額も2023年には約19万9000ドルが2024年には150万ドルまで増加しました。ハイパーバイザーが悪用されると、該当する仮想マシン全体がリスクにさらされます。このため、適切な保護策は不可欠です。
Rimini Protect AHSの機能
Rimini Protect AHSは、VMware ESXiをはじめとする様々なハイパーバイザーのセキュリティを向上させるための複数の機能を取り入れています。具体的には:
- - AI/ML技術によるマルウェアの検出。
- - 多要素認証(MFA)を用いた不正アクセスの防止。
- - プロセス制御により、コンテナ化された環境からの不正なプロセスの逸脱を防ぐ機能。
これらの独自の仕組みによって、ハイパーバイザーの保護を強化し、さまざまなサイバー攻撃から企業を守ります。
安心のサポート体制
Rimini Protect AHSは、リミニストリートのグローバルセキュリティサービスチームによってサポートされており、常時対応体制を整えています。リミニストリートのCISOであるGabe Dimeglio氏は、「最新技術による高度なセキュリティソリューションの提供に継続的に取り組む」と述べており、顧客のシステムとデータを守ることに対する強い意志を示しています。
Rimini Protect Advanced Hypervisor Securityを活用することで、企業は更なるセキュリティ強化を図ることができます。詳しい情報は公式ウェブサイトでご確認ください。