木山寺で白蛇が一般公開、幸運を皆様に
2025年元旦から、岡山県真庭市に位置する高野山真言宗別格本山の木山寺で、白蛇の一般公開が始まります。この特別な展示は、寺院の境内環境を整備し、地域住民や訪問者に幸運をもたらすことを目的としており、クラウドファンディングサービス「READYFOR」にて支援を募っています。
特別な白蛇ケージの制作
この展示ケージは、地元の工芸家「佐田建美」に依頼して制作されました。木製スーパーカーなどで名を馳せた佐田氏は、真庭の伝統工芸で製作したケージに白蛇のモチーフを施し、運気上昇や無病息災を願った独自のデザインを実現しました。このケージにより、白蛇は暖かい時期だけでなく、特別な季節にも来場者に楽しんでもらえることが期待されています。
巳年と白蛇の関係
「巳」は「実」に通じ、福を授かるとされる縁起の良い数字です。2025年の巳年にあたるこの日、白蛇という幸運の象徴が人々に素晴らしいご利益をもたらすことが期待されています。特に年末年始は多くの参拝者で賑わいますが、これまでの寒さの影響で白蛇の展示が難しかった分、是非新しい展示を楽しんでほしいと考えています。
白蛇とは何か
木山寺で飼育されている白蛇は、アオダイショウのアルビノ個体です。この白蛇は、2019年に辛くも弁財天の信者から奉納されたもので、現在では6匹が飼育されています。弁財天は芸術や学問を司る女神とされており、その化身である白蛇が寺院の象徴的存在となっています。特に木山寺の弁天堂には古くから白蛇の伝説があり、多くの訪問者が白蛇のご利益を求めて集まっています。
木山寺の歴史と魅力
木山寺は815年に弘法大師・空海によって建立されたとされ、「木山さま」という愛称で地元の方々から親しまれています。神仏習合の姿が残る木山寺では、本堂に神仏が同時に祀られ、珍しい趣を感じることができます。この特別な場所で白蛇の展示が行われることで、さらなる注目を集めることでしょう。
奉納と発表会のご案内
展示にあたっては、12月17日(火)に奉納と発表会が予定されています。午前中はテレビ局向け、午後は新聞社や雑誌社向けの取材も可能です。参加をご希望されるメディアの方々は、ぜひお越しください。
施設情報
- - 名所: 木山寺
- - 所在地: 岡山県真庭市木山1212
- - 住職: 高峰秀光
- - 電話番号: 0867-52-0377
- - HP: 木山寺公式サイト