退職を起点に人材育成・組織改革を図るCOCOROコンサルティング
日本の企業は現在、深刻な人手不足に直面しています。特に正社員の不足が続く中で、株式会社COCOROコンサルティングは独自の新しい事業「RE:TAIN」を展開し、退職を起点とした人材育成と組織改革に取り組んでいます。この事業は、これまでの採用増ではなく、退職者の声に耳を傾けることで企業を成長させる試みです。
日本企業の人手不足を背景に
帝国データバンクによる2026年7月の調査では、51.3%の企業が正社員不足と答えています。さらに、2026年度に正社員を採用予定の企業は60.3%にも上り、退職や高齢化による補充需要の増加が背景にあります。人手不足倒産も441件に達し、従業員の退職が企業経営を揺るがす要因となっています。
退職を無視できない経営課題
メンタルヘルスの問題も深刻で、長期休業や退職の原因となっています。これらの問題に対応するためには、「なぜ人が辞めるのか」を真剣に考える必要があります。企業は今、採用だけでなく、現社員がなぜ働き続けられなくなるのかを理解することが求められています。
COCOROコンサルティングの新たなアプローチ
COCOROコンサルティングは、「RE:TAIN」を通じて、退職を単なる終点ではなく、人材育成や組織改革の出発点としています。この事業では、独自の退職研修や第三者による退職受付窓口を設け、退職者の真実の理由を分析することで、企業の隠れた課題を見つけ出します。
退職理由の分析と改善サイクル
退職者の声を集積することで、たとえば特定の部署での退職理由や、上司や制度への不満が見えてきます。これにより、企業は改善策を具体的に立案し、ただ「辞める理由」を聞くのではなく、次の社員が同じ理由で辞めるのを防ぐための対策を取ります。
入社時からの退職研修
このプログラムの一環として、COCOROコンサルティングは、入社時から「退職」をテーマにした研修を行います。社員には、会社を辞めたくなった場合に相談できる相手や、利用できる内外の相談窓口についてしっかりと伝えます。これによって、社員は安心して働くことができます。
会社と社員の信頼関係の構築
「RE:TAIN」は、退職受付窓口、退職理由の収集と分析を通じて、管理職教育や職場環境の改善に繋げます。また、定期的に収集したデータを元に退職理由の変化を確認し、大切な人材を守るための施策を講じていくのです。
企業からの信頼を生む教育
このプログラムを通じて、企業と社員の間に信頼関係が築かれます。退職を恐れずに意見を言える環境を整え、社員が自身の退職の理由が企業改善に繋がると認識できるようになります。これは企業自身が学び、進化していくための重要なステップです。
結論
人手不足を「採用」だけで解決しようとするのではなく、退職という観点からもアプローチする時代に突入しました。COCOROコンサルティングは、企業が自らの人的資本を強化し、「人が育ち、残る」企業へと進化していく手助けをすることを目指しています。働く環境の改善と人材育成を両立させることで、企業は持続可能な成長を実現できるのです。