筑波メディカルセンターの「紡ぎの庭」改修プロジェクト始動！地域の皆様と病院を繋ぐ緑の空間を未来へ

筑波メディカルセンターの「紡ぎの庭」改修プロジェクト始動！

茨城県つくば市にある公益財団法人筑波メディカルセンターは、病院玄関前と健診センター玄関前のペデストリアンデッキにある「紡ぎの庭」の改修プロジェクトを2024年6月24日から開始しました。

2009年に誕生した「紡ぎの庭」は、NPO法人つくばアーバンガーデニング（TUG）との協力のもと、地域住民に安らぎを提供する緑豊かな空間として親しまれてきました。しかし、15年の歳月が経ち、ベンチやパーゴラなどの施設が老朽化し、花壇もメンテナンスが必要な状態となっています。

そこで、筑波メディカルセンターは、地域の皆様からの支援を得ながら「紡ぎの庭」を改修し、維持管理を継続するための新たな体制を構築することを決意しました。

改修プロジェクトの概要

今回のプロジェクトでは、老朽化したベンチの修繕、パーゴラや花壇の整備を行い、患者さんや地域住民にとってより快適な「安らぎの場」となるよう改修を進めます。また、散水設備を増設することで、日々の管理の効率化も図ります。

寄付への呼びかけ

改修には多額の費用が必要となるため、筑波メディカルセンターでは、病院や健診センターを利用する方々、地域住民の方々に寄付を呼びかけています。目標金額は500万円で、この資金はベンチの改修費用、年間の維持管理費用に充てられます。

「紡ぎの庭」の誕生秘話

「紡ぎの庭」は、病院玄関前の殺風景な景色を少しでも緑豊かにしたいという前代表理事の中田義隆先生の思いから誕生しました。都市緑化基金の「緑のデザイン賞」に応募し、受賞した賞金で建設されました。

地域との連携

筑波メディカルセンターは、今回の改修プロジェクトを通じて、地域住民とのつながりを再構築することを目指しています。2020年のコロナ禍以降、地域とのコミュニケーションが希薄になっていたため、本プロジェクトをきっかけに、新たな地域との共創モデルを構築し、地域とのつながりを深めていきたいと考えています。

代表理事のコメント

筑波メディカルセンターの代表理事である志真泰夫氏は、「紡ぎの庭は、患者さんやご家族だけでなく、地域の皆様にとっても憩いの場となっています。老朽化が進んだ施設を改修し、今後も地域に愛される緑豊かな空間として維持していくため、皆様のご支援をお願いいたします。」とコメントしています。

NPO法人つくばアーバンガーデニング（TUG）理事長のコメント

TUG理事長の井口百合香氏は、「紡ぎの庭は、多様な主体が連携し、地域に愛される緑の空間となっています。今後もこの素晴らしい空間が維持されていくことを願っています。」とコメントしています。

寄付の方法

寄付は、筑波メディカルセンターのホームページ、窓口、金融機関窓口・ATMなどで受け付けています。

寄付を通して「紡ぎの庭」を未来へ

「紡ぎの庭」は、病院と地域住民を繋ぐ貴重な空間です。皆様の温かいご支援で、この緑豊かな空間を未来へ繋いでいきましょう。

筑波メディカルセンター「紡ぎの庭」改修プロジェクトへの感想

筑波メディカルセンターの「紡ぎの庭」改修プロジェクトは、病院と地域住民の双方にとって非常に意義深い取り組みだと感じました。

病院は、病気や怪我で辛い思いをしている人にとって、心身ともに休める場所であるべきです。そして、その中で、緑豊かな自然に触れることができる空間は、患者さんやご家族にとって大きな癒しとなるでしょう。

「紡ぎの庭」は、病院と地域住民を繋ぐ貴重な空間でもあります。地域住民が病院に気軽に立ち寄り、交流できる機会を提供することで、病院に対する親しみやすさや安心感を高めることができるでしょう。

今回の改修プロジェクトでは、老朽化した施設の修繕だけでなく、地域住民との連携強化も目指しています。これは、病院が地域社会の一員として、地域住民と共に発展していくための重要な取り組みと言えるでしょう。

「紡ぎの庭」の改修プロジェクトは、単なる施設の改修にとどまらず、病院と地域住民の関係をより深めるための素晴らしい機会です。このプロジェクトが成功し、病院と地域住民が共に楽しめる、緑豊かな空間が誕生することを期待しています。