第一生命とAUTHENTIC JAPANが新たなアウトドア支援プロジェクトに取り組む
2025年5月29日、第一生命保険株式会社とその100%子会社である第一スマート少額短期保険株式会社、さらにAUTHENTIC JAPAN株式会社は、「#SAFE FOR」プロジェクトの開始を発表しました。このプロジェクトは、地域社会の活性化や人々の安全・安心の確保を目指すものです。特に、登山やトレイルランニングといったアウトドアアクティビティにおけるリスクに対応し、利用者が安心して活動できる環境を整えることを目的としています。
プロジェクトの背景
アウトドアアクティビティ市場は、健康志向の高まりや円安によって盛り上がりを見せています。しかし、その一方で自然を相手にするアクティビティにはリスクが常に伴います。毎年、多くの事故が報告されており、これに対する対策が求められています。このような状況を受けて、三社はそれぞれが持つ資源や技術を活かし、市民の安全と快適性を提供する「#SAFE FOR」プロジェクトを立ち上げました。
主な取り組み
1. 熱中症保険の紹介
本プロジェクトの第一弾として、AUTHENTIC JAPANが提供する山岳捜索サービス「ココヘリ」サイトで、第一スマートによる熱中症保険の紹介が始まりました。夏の登山における熱中症は深刻なリスクであり、保険を通じてその対策が講じられます。詳細は第一スマートの公式サイトを通じて確認できます。
2. メディアを通じた情報発信
2025年6月からは、BS朝日で放送される番組「そこに山があるから」とタイアップした広告も展開されます。この中で、第一生命は熱中症に対する啓発活動を推進し、保険の必要性を訴求します。
3. セミナーの参加
また、AUTHENTIC JAPANが開催する「夏山の体力と装備」に関するセミナーにも第一生命が参加し、安全に夏を楽しむための情報提供を行います。セミナーでは、アウトドアを楽しむ上での適切な体力や装備などが取り上げられます。
今後の展望
このプロジェクトは現在の登山市場のみに留まらず、今後様々なアクティビティ分野に広がっていくことが期待されています。短期的には新しいデジタル完結型の保険やサービスの検討が進められ、中期的には高齢者や子どもの見守りサービス、さらには海難事故や大規模災害に関連する協業も視野に入れています。
プロジェクトの理念
この「#SAFE FOR」プロジェクトは、アウトドア活動に関するリスクを「義務」から「責任」として捉え、安心して楽しむ社会を目指しています。楽しみを求める一方で、リスクへの備えも同時に考えることで、より安心なアウトドアライフを実現するための取り組みです。詳細な情報は、プロジェクト専用ページ(
こちら)からもご覧いただけます。
今後もこのプロジェクトへの参加や協力を求め、より多くの領域でリスク削減に努めていくことで、アウトドアの魅力を広げていくことを目指します。