宇宙飛行士候補者訓練完了
2024-10-23 21:40:41

日本人宇宙飛行士候補者、一般サバイバル技術訓練を修了し認定取得

日本人宇宙飛行士候補者が「一般サバイバル技術訓練」を修了



日本の宇宙ビジネスを先導するSpace BD株式会社は、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)から選ばれた日本人宇宙飛行士候補者に対する基礎訓練(一般サバイバル技術訓練)が無事に終了したことを発表しました。2024年4月にスタートしたこの訓練プログラムは、サバイバル環境で必要な基本知識を身につけることを狙いとしており、様々な実技と理論を融合した内容となっています。

訓練の内容と進行



最初の段階では、公益財団法人ボーイスカウト日本連盟と協力し、知識の習得を目指した講義や実演が行われました。さらに、実技を強化するために1泊2日の野外訓練も実施。ここでは、参加者が実際に自然環境でのサバイバルスキルを体験し、技術を定着させることを目的としました。

また、リーダーシップやチームワーク、そしてコンフリクトマネジメントを学ぶ合意形成ワークショップも取り入れられました。これにより、候補者たちはより高いレベルでの共同作業や意思決定能力を養うことができたのです。

厳しい野外訓練



2024年7月には、陸上自衛隊の協力のもと、より厳しいサバイバル環境下での技術習得を目的とした2回目の野外訓練が行われました。重い荷物を担ぎ、地図を使って長距離を移動し、テント設営や仮眠、さらには事故を想定した患者搬送の訓練も実施しました。これにより、訓練生はリアルなサバイバル条件下での適応能力を鍛えることができました。

参加者たちの声



訓練を終えた候補者の一人、諏訪理さんは「地図やコンパスを使いながらの長距離移動が非常に重要だと感じました。今回の経験は今後のリーダーシップにも生かしたいです」と話しました。また、米田あゆさんも「サバイバル環境で生き延びることの難しさを実感しました。限られたリソースの中で、工夫と協力が生存率を大きく左右することを学びました」と語りました。

訓練の総括



2024年8月には、これまでの訓練全体を振り返り、確かな自信を得たことやリーダーシップの重要性を再確認したコメントが寄せられました。諏訪さんは「基本的なスキルを日本で学べたことは大きな自信になりました。多様なリーダーシップスタイルを試せた良い機会でした」と振り返り、米田さんは「変化の激しい状況下での即断力の重要性を再認識しました」と述べ、今後の海外訓練への意気込みを語りました。

宇宙飛行士認定



最終的に、両名の宇宙飛行士候補者は、2024年10月21日に正式に宇宙飛行士として認定を受けました。

Space BD株式会社の紹介



Space BD株式会社は、日本を代表する宇宙商社として、宇宙への輸送手段の提供や国際宇宙ステーション(ISS)に関するビジネス支援など、幅広いサービスを展開しています。設立以来、450件以上の宇宙輸送実績を持ち、技術と営業力を駆使し、日本の宇宙事業の発展に貢献しています。今後の活動にも大いに期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
Space BD株式会社
住所
東京都中央区日本橋室町2-1-1日本橋三井タワー7階
電話番号
03-6264-7177

トピックス(科学)

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