試作支援拠点「olabol」
2025-05-21 11:40:53

オリオン株式会社の試作支援拠点「olabol」が生産革新を実現

オリオン株式会社の新たな挑戦



オリオン株式会社(本社:京都市中京区)は、製造業界に革新的な変化をもたらすために、試作支援拠点「olabol(オラボル)」を新設し、超小型切削加工機「DFX550SW」を増設しました。この新しい設備により、試作から量産に至るまでのリードタイムを最大90%短縮できるという画期的なサービスを提供します。

試作の重要性と現場の課題



近年、多くの開発現場では、試作の遅延が直接的な競争機会の損失につながるとの認識が強まっています。特にスタートアップ企業では、少ない予算と短納期での検証が求められる中、製品の価値向上が大きなテーマとなっています。オリオンはこうしたニーズに応えるべく、「olabol」を立ち上げたのです。実際に寄せられた要望として、「納期が厳しい中でこの技術を活かしたい」との意見が多く、特に急ぎの試作を必要とする企業からの反応が強いです。

olabolとは?



「olabol」は、短納期での試作対応と小ロット生産に特化したラボで、金型設計から型作成、さらには成形までを省スペースで行うことができます。隣接する商談スペースも完備しており、顧客とのコミュニケーションも円滑に図れるようになっています。オリオンの最新技術を駆使し、小さな部品を使った初期設計から3000個の小ロット製造まで対応可能なのです。

取引先からの高評価



「olabol」は導入から1年で試作依頼が急増し、売上が2100万に達しました。その結果、名だたる企業からも高い評価を得られるようになりました。特に、移り変わる市場ニーズに対応する体制が、技術評価を受けたことは、その証と言えるでしょう。この革新は、株式会社堀場製作所より感謝状が贈呈されるまでに至りました。試作がスピーディに行えるだけでなく、コストも削減できることから、企業の製品開発プロセスを大幅に改善しています。

さらなる設備増設の背景



現在、リピート注文を受ける企業も増えており、アイデア段階からすぐに試作を行いたい開発者やスタートアップからの需要は高まっています。オリオンは、顧客の多様な要望に柔軟に応えるために、DFX550SWを増設し、より多くの案件を同時に処理できる体制を整えました。このように、オリオンは製造業のDX化ニーズに応えつつ、スピードと効率性を追求しています。

まとめ



「olabol」を通じて、オリオン株式会社は試作工程の新たなスタンダードを提示し続けています。京町での新たな取り組みをきっかけに、国内外の多くの企業と連携し、製品開発の成功を全力でサポートする姿勢を貫いています。これからもオリオンは、技術と革新の最前線でその使命を果たし、より良い未来を目指していくことでしょう。


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会社情報

会社名
オリオン株式会社
住所
京都府京都市中京区瓦之町374番地
電話番号
075-222-1930

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