新AIツール「CASTORY」
2020-09-23 10:00:05
シンカーが新たに導入したAIツール「CASTORY」によるカスタマージャーニーの革新
シンカーが提供開始したAIツール「CASTORY」
株式会社シンカーは、2023年9月23日より新しいAIツール「CASTORY」を展開し、企業の顧客接点の解析と最適化を支援することを発表しました。このサービスは、オフラインとオンライン、さらには多種多様なデータを統合的に分析することで、企業と顧客のコミュニケーションをより効果的にすることを目指しています。
1. サービス開発の背景
近年、テクノロジーの進化は著しく、企業と顧客との接点が多様化しています。従来の店舗やコールセンターといったオフラインの接触ばかりでなく、ウェブサイトやアプリを通じたオンライン交流、さらにはマーケティングオートメーションやWeb接客ツールの活用が進んでいます。その結果、企業は顧客の行動を把握し、効果的な施策を練ることがますます重要になっています。
しかし、これに伴い増加するデータは複雑化し、大規模かつ多様な情報を整理するためには高度なスキルや経験が必要です。このような背景から、シンカーはデータマーケティングの実行支援における蓄積した経験をもとに、AIが自動で顧客の行動を分析できる「CASTORY」の開発に至りました。
2. CASTORYの特長
「CASTORY」には幾つかの特長があります。まず第一に、オンラインとオフラインの顧客データを一元化し、まとめて分析できる点が挙げられます。第二に、類似した行動傾向を持つ顧客を自動的に分類し、行動上の課題やその改善に向けた提案をフルオートで行います。最後に、こうした分析結果を基に顧客の行動パターンをカスタマージャーニーとして可視化することができ、企業のマーケティング施策に役立てられます。
3. 特許技術について
シンカーが開発した特許技術により、ユーザーの行動データをもとにしたクラスター分類が可能となりました。これにより、様々な顧客の行動プロセスをカスタマージャーニーとして明確に表示できるようになりました。この手法は従来の手動によるプロセスに依存することなく、より効率的で一貫性のあるデータ分析が可能です。
この特許により、企業は自社の顧客像をより正確に把握し、特定の顧客に対して最適なアプローチを行うことができます。特許番号は6751960号、登録日は2020年8月20日です。
4. 今後の展望
シンカーは「CASTORY」を基盤にしたコンサルティングサービスのさらなる充実を目指しています。また、施策の管理・効果検証を行う機能を開発し、データ連携機能の拡充にも注力していく予定です。さらに、CDPベンダーとの連携による、より広範囲なデータ活用を進めていく所存です。
5. 会社概要
株式会社シンカーは、「ひととデジタルの関係性を最適化する」というミッションのもと、2017年に設立されました。データマーケティング事業やAIソリューション事業を展開し、多様な業種におけるデジタルトランスフォーメーションの推進を行っています。東京都千代田区に本社を構え、今後も企業と顧客のより良い体験を追求するため、新たなサービスへと進化することを目指しています。
6. お問い合わせ
CASTORYに関する詳細な情報やご質問は、株式会社シンカーまでご連絡ください。担当者の岩瀬が責任を持って対応いたします。
会社情報
- 会社名
-
株式会社シンカー
- 住所
- 東京都千代田区麹町3-5-8麹町センタービル7階
- 電話番号
-
03-6260-9230