熊本地震からの100日間に何が起きたのか
2016年4月14日と16日に発生した熊本地震から、早いもので約100日が経過しました。地震の影響で、現地では未だに多くの課題が残っており、生活環境や経済状況の改善に向けた取り組みが続けられています。しかし、時間の経過とともに多くの情報は風化しつつあり、特に東京などの都市部では、メディアでの報道も減少しているのが現状です。このため、情報を再確認し、多くの人々と共有することが重要になっています。
このような背景から、特に熊本地域にゆかりのある私たちEDAC(一般社団法人救急医療・災害対応無人機等自動支援システム活用推進協議会)は、熊本地震に関連する活動を報告する講演会を開催します。この講演会は、民間、行政、医療の専門家がそれぞれの視点から、地震発生以来の様子や課題について語る貴重な機会です。
EDAC第二回定例会の概要
今回の定例会は、二部制で実施されます。
第一部
第一部では、EDACの新体制や今後の計画について説明します。また、総務省のIoTサービス創出支援事業の委託先候補に選ばれたことに関する情報もお伝えします。
第二部
第二部では、熊本赤十字病院の国際医療救援部から、救援課長の曽篠恭裕氏をお招きし、熊本地震の避難所支援活動と直面した課題についてお話しいただきます。さらに、EDAC理事長である稲田からはボランティアとドローンの活用について、円城寺副理事長からは救急や災害におけるIoTの利用について講演があります。そして、パネルディスカッションを通じて参加者との質疑応答の時間も設けられています。
この定例会は、公共性の高いテーマに基づいて一般の参加者もお迎えする日曜日に開催されることになりました。参加費は無料で、途中入退場も可能です。会場では簡単な懇親会も開催される予定です。
参加方法
参加希望者は、以下の方法でお申込みいただけます。
開催詳細
- - 日時: 2016年7月31日(日) 13:00〜17:00 (12:30開場)
- - 会場: 株式会社NTTドコモ・ベンチャーズビレッジ
- - 住所: 〒107-6031 東京都港区赤坂1-12-32 アーク森ビル31階
この度のイベントは、熊本地震からの知見を広め、参加者が継続的な災害支援活動に関心を持つきっかけになればと願っています。参加される皆様との交流を楽しみにしています。