新たな就職支援プログラム「イイ・職・住プロジェクト」
ボーダレスハウス株式会社と株式会社Sociariseが共同でスタートさせた新しい滞在型就職支援プログラム「イイ・職・住プロジェクト」。国際交流シェアハウスでの暮らしを通し、外国人が就職活動を行うためのサポートを受けられるこのプログラムは、特にコロナ後の新たな就職支援の形として注目を集めています。
プログラムの概要とキックオフイベント
このプログラムの初日、8月12日にはオンライン就職セミナーが開催され、ボーダレスハウスに入居中の外国人8名が参加しました。セミナーでは、Sociariseの中村代表と「文部科学省奨学金留学生支援会」の会長であるAustin Zeng氏が講演を行いました。彼らのセッションを通じて、参加者は就職活動に関する具体的な知識を得て、個別相談を行うことで自分自身の就活の方向性を模索しました。
コミュニティの形成と支援の内容
「イイ・職・住プロジェクト」では、就職活動に取り組む外国人を支援するだけでなく、同じシェアハウスに住む日本人が面接練習やアドバイスを通じてサポートを行います。Sociariseは求職者だけでなく、伴走者に対しても就職活動のノウハウを提供、相互支援と知識の共有が行われます。このような取り組みにより、入居者たちが一緒に支え合い、良好なコミュニティが形成されることが期待されています。
Afterコロナの時代にむけた意義
企業が再び採用活動を再開する中で、新しい需要が生まれることが予想されます。特に国際的な人材とその持つ知見は、これからの企業のグローバル化にとって不可欠な要素となります。「イイ・職・住プロジェクト」は、外国人が日本での就職を果たすための新しい道を開くもので、国際交流と文化理解の推進にも寄与するものです。
プロジェクトのビジョン
ボーダレスハウス、Sociarise、PILOT-JAPANの三社は、入居外国人が日本での就職に成功するための支援を行うだけではありません。このプロジェクトを通じて、コミュニティに蓄積された知見を日本企業に提供し、企業の国際化を推進していく方針です。
ボーダレスハウスでは、外国人材の受け入れとともに多文化共生社会の構築を目指しており、今後もこのプロジェクトを拡充させていく予定です。
企業情報とイベントのお知らせ
また、2023年9月3日には、多文化共生社会についての課題や成功事例を学ぶトークセッションをオンラインで開催します。こちらにもSociariseの中村氏が参与する予定で、詳細についてはボーダレスハウスに直接お問い合わせください。
会社情報
設立: 2017年3月
所在地: 東京都新宿区市谷田町2-17 八重洲市谷ビル6F
資本金: 1,000万円
代表者: 李 成一
公式サイト: ボーダレスハウス
設立: 2014年11月
所在地: 東京都港区赤坂4−13−5
資本金: 2,465万円
代表者: 中村 拓海
公式サイト: ソーシャライズ
設立: 2016年5月
所在地: 東京都中野区沼袋四丁目29-17
資本金: 300万円
代表者: 藤本 篤志
公式サイト: PILOT-JAPAN