会津本郷焼新ブランド
2025-02-19 13:28:49

歴史ある会津本郷焼の新しい挑戦「HONGOWARE」に注目!

会津本郷焼の新ブランド「HONGOWARE」が登場!



日本の陶磁器文化を支える伝統の地、会津美里町で誕生した「HONGOWARE」は、会津本郷焼の新しい挑戦です。このプロジェクトは、会津本郷焼事業協同組合が立ち上げ、420年の歴史を誇る伝統的な焼物を基盤に、現代の食卓にフィットするデザインを目指しています。

HONGOWAREの魅力とプロジェクトの背景


「HONGOWARE」という名前は、会津の伝統工芸である「会津本郷焼」の「HONGO」と食器を意味する「TABLEWARE」を掛け合わせた造語です。このブランドは、会津本郷焼の豊かな特徴を際立たせるために、同じ形状のデザインの中に各窯元の個性を反映させることを目的としています。

会津本郷焼は、陶器と磁器の両方の技術が共存する全国でも珍しい地域です。そのため、様々な技法や素材を用いた多様な製品が存在しますが、消費者にはそれが認識されにくいという課題もありました。そこで、「HONGOWARE」はその多様性を一つのデザインで表現する新たな試みとして位置づけられました。

商品概要と発売日


プロジェクトの第一弾として、統一デザインのマグカップが販売されます。価格は3,300円から9,900円(税込)まで多様で、以下の日程で購入が可能です。
  • - 2025年3月10日(月): 自社オンラインショップでの販売開始
  • - 2025年4月10日(木): 会津本郷陶磁器会館にて販売開始

これらのマグカップは、日常の生活で使いやすさを考慮し、飲み物だけでなくスープなどにも利用できる優れたデザインが特徴です。特に、たっぷり入るサイズ感が多くの要望に応えています。

デザイナーのこだわり


HONGOWAREの開発には、陶磁器デザイナーの阿部薫太郎氏が監修を行っています。彼は長崎県の波佐見焼など、多くの焼物デザインに関わっており、その経験を生かして会津本郷焼の新しい魅力を引き出しています。阿部氏は、各窯元の特徴を尊重しつつ、流行に合わせた柔軟な形状設計を進めています。

会津本郷焼の歴史と今後の展望


会津本郷焼の歴史は、1593年にまで遡ります。当初は瓦製造から始まり、時代の流れの中で海外輸出まで行われるようになりました。1993年には、伝統工芸品として正式に認定され、今でも多くの窯元が独特の作品を生み出し続けています。

「HONGOWARE」の誕生を通じて、多くの方々が会津本郷焼に触れ、その魅力を再認識してくれることを期待しています。今後も、「HONGOWARE」を通じて新たな商品開発を続け、食卓に彩を添える商品を提供し続けると共に、会津本郷焼の豊かな伝統を未来へとつなげていきます。


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会社情報

会社名
会津本郷焼事業協同組合
住所
福島県大沼郡会津美里町川原町1823-1
電話番号
0242-56-3007

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