Tokio Marine X、justInCaseTechnologiesのSaaS型保険システム「joinsure」を活用し、Web完結型の生損保一体型保険を提供開始
保険DXを推進する株式会社justInCaseTechnologies(以下「当社」)は、Tokio Marine X少額短期保険株式会社(以下「Tokio Marine X」)が、当社のSaaS型保険システム「joinsure(ジョインシュア)」を活用してWeb完結型の生損保一体型保険「総合生活支援保険」を開発したことを発表しました。
「総合生活支援保険」は、多くのお客様を抱える企業のホワイトレーベル型保険会社であるTokio Marine Xが、お客様や社会課題に寄り添い、お客様毎の細やかなニーズに合致した数多くの保険商品を機動的に世の中に提供していくことを目指して開発されたものです。
同商品は、生保・損保の補償を一つの約款に統合し、複数の特約を脱着して補償を組み合わせることで、多様な商品に変化する点が特徴です。この特徴により、ビジネスパートナーの商品やサービスの購入・利用に組み込みやすい商品・保険料決済方法にカスタマイズすることが可能となっています。
お客様のリスクや課題を正しく把握した上で、お客様のニーズに合った保険商品・サービスの迅速な提供を目指すTokio Marine Xでは、柔軟性とUI/UXを併せ持つ基幹システムが欠かせないとの理由から、当社のjoinsureを採用いただきました。
joinsureが実現する保険業務の効率化と顧客満足度向上
joinsureは、保険募集システム、契約管理システム、保険金請求管理システムからなり、新会社立ち上げ時、新商品開発時、プラットフォーマーとの連携時のミドルシステムとしての導入などに幅広く活用されています。少額短期保険事業のみならず生損保の保険業務にも対応しており、通常のスクラッチ開発対比で初期費用の大幅なコストカットを実現したことに加えて、保険商品を素早くマーケットに投入したり、プラットフォーマーと協業して顧客ニーズにマッチした多様なエンベデッドインシュアランスを推進することを可能とします。
joinsureは、以下のようなメリットを提供します。
SaaSとしてのメリット提供: 通常のスクラッチ開発対比で初期費用の大幅なコストカットを実現。法改正などの対応も自動アップデートされ、スピーディな業務立ち上げを可能にします。また、システム運用に係る保守作業も不要なため、商品開発や設計などに集中できます。
迅速な新商品の投入を実現: 保険商品特有のステータスイベント管理やデータ構造を考慮したシステム設計により、設計工程にかかる開発や導入期間を大幅に短縮できます。60種類以上の保険商品を想定して設計されており、お客様の細かなニーズにマッチした複雑な商品もスピーディに販売開始が可能となります。
*
保険業務を完全Web完結化: joinsureは、Web完結の保険業務機能を提供するシステムです。コンバージョン率の向上に関しても実績があるため、保険業務のデジタル化促進に大きく貢献できると考えています。
まとめ
Tokio Marine Xは、joinsureを活用することで、顧客ニーズに合わせた多様な保険商品を機動的に提供し、保険業務の効率化と顧客満足度向上を実現していきます。今後、保険業界においてSaaS型保険システムの導入がさらに進むことが期待されます。