POS+(ポスタス)による飲食業界の売上動向とキャッシュレス決済の現状
ポスタス株式会社が提供するクラウド型モバイルPOSレジ「POS+(ポスタス)」は、飲食店の売上動向に関する重要なデータを集計し、2024年の11月度結果を公開しました。「はたらいて、笑おう。」というビジョンを持つパーソルグループの一員として、ポスタスは飲食業界を支援するための情報発信を積極的に行っています。
売上動向の概要
2024年11月の飲食店売上は前年同月比で100.03%と、前月から2.7ポイントの増加となり、2か月ぶりのプラスを記録しました。これは、飲食業界がコロナ禍から回復しつつあることを示唆しており、業界全体にとって明るいニュースとなります。
地域別の売上推移
エリア別にみると、地方全体の売上は前年対比96.7%で減少傾向にありましたが、中国地方は98.0%と比較的健闘しています。また、客数でも中国地方が前年対比102%を達成し、好調を維持しています。地域ごとの動向は非常に重要であり、特定の地域での売上の伸びは他の地域にとっても参考になるかもしれません。
キャッシュレス決済の浸透
キャッシュレス決済の比率は全国平均で50.6%に達しており、前月から0.3ポイント増加しました。すべての地域で35%を超えており、特に関東地方では59.0%を記録し、最も高い水準です。業態別では、居酒屋以外の全ての業態でキャッシュレス比率は35%以上を維持しています。
より具体的なデータとして、持ち帰りの業態ではコード決済が14.0%と高く、ジャンル別では28ジャンル中15ジャンルでキャッシュレス比率が50%を超えました。例えば、サラダ店とカレー店ではコード決済の比率が15%を超えています。
特に目を引くのは、居酒屋業態においてはキャッシュレス決済比率が他の業態に比べて増加しないものの、専門料理は57.9%と高い水準を維持しています。クレジットカードによる決済も高い人気を誇り、79.5%を占めています。
まとめ
ポスタス株式会社が提供する「POS+」は、飲食店運営の効率化と売上向上をサポートしており、このデータは業界全体の動向を理解するうえで非常に価値があります。今後もポスタスは、飲食店を取り巻く環境の変化に対応し、情報を発信することで業界の発展に寄与していく意向です。なお、「はたらいて、笑おう。」というビジョンのもと、今後も様々な支援策を提案し、飲食業界のさらなる成長に貢献することを誓っています。