青山美智子の新作『人魚が逃げた』刊行決定
2024年11月、人気作家・青山美智子が書き下ろした連作短編小説『人魚が逃げた』が購入可能になります。本書は、青山さんが本屋大賞に4年連続ノミネートされている実績を持つことからも、その期待度の高さが伺えます。作品の刊行に先立ち、2022年の本屋大賞第2位に輝いた『赤と青とエスキース』が文庫化され、2024年9月6日から手に入れられるようになります。
フィクションと生きるテーマ
『人魚が逃げた』は、アンデルセンの「人魚姫」にインスパイアされた物語で、SNS上で話題になった「人魚騒動」を背景にしています。作品のスタートは、王子と名乗る謎の青年が銀座の街を彷徨い、彼の言葉がトレンド入りすることから始まります。「僕の人魚が逃げた」という言葉は、彼の不可解な行動とともに人々の興味を引き起こし、物語が展開していくのです。
この小説では、騒動に関わる5人の男女が描かれ、それぞれが人生の節目に直面しています。12歳年上の女性と交際する元モデル、絵を愛するコレクター、買い物を楽しむ主婦、選考結果を待つ作家、ママホステスとしての初日を迎えるホステス。彼らの運命がどのように交差し、どのように人生が展開されていくのか、心温まるストーリーで紡がれています。果たして王子は人魚と再会できるのか、そして人魚は本当に存在するのか、読者を飽きさせない展開が待っています。
試し読みとキャンペーン
作品の刊行を記念して、注目の内容が盛り込まれた「試し読み」が公開されています。興味のある方はぜひチェックしてみてください。さらに、単行本『人魚が逃げた』の発売に合わせて、『赤と青とエスキース』の文庫化も相まって、特別な読者プレゼントキャンペーンが実施されます。2024年9月6日から12月10日までの応募期間中、サイン本などの豪華賞品が用意されています。
応募方法は、文庫本に挟まれたチラシや専用フォームを利用してください。これによりファンは、より多くの特典を楽しむことができるでしょう。
著者プロフィール
青山美智子さんは、オーストラリアにて記者としてのキャリアを経て、出版業界に足を踏み入れました。著者としての地位を確立し、数々のベストセラーを生み出してきました。彼女の作品は、読者の心に残る深いテーマと温かい人間ドラマを描くことが特徴的です。
書誌情報
- 著者: 青山美智子
- 判型: 四六判
- ページ数: 256ページ
- 予価: 1760円(税込)
- 発売日: 2024年11月予定
- 著者: 青山美智子
- 判型: 文庫判
- ページ数: 272ページ
- 定価: 858円(税込)
- 発売日: 2024年9月6日
期待の新作の発売に向けて、ぜひ多くの方に手に取っていただきたいと思います。青山美智子の織りなす豊かなストーリーを楽しみにしています。