eSOL TRINITY、プロジェクト管理支援サービスを新たに開始し業界革新
eSOL TRINITY、プロジェクト管理支援サービス「PMDS」を開始
イーソルトリニティ株式会社(以下、eSOL TRINITY)は、2025年の4月に新たなプロジェクト管理・運用支援サービス「Process Management Development Services(PMDS)」を提供開始することを発表しました。このサービスは、特に車載システムの開発において必要とされるプロセス運用を支援するもので、日本の組込みソフトウェア市場におけるニーズに応じた内容となっています。
PMDSの必要性と目的
日本の車載システム市場では、Automotive SPICE(A-SPICE)への適応が重要とされています。A-SPICEは、ソフトウェア品質を高めるためのフレームワークであり、その導入には多くの工数と専門的な知識が求められます。eSOL TRINITYは、長年にわたりA-SPICEに基づくプロジェクト支援を行ってきた経験を活かし、企業がこのフレームワークにあたる開発環境を構築できるようにします。
PMDSは、プロジェクト管理、ベースライン管理、問題管理、レビュー支援などを提供し、効率的な運用環境を整えることを目指します。これにより、企業は自社の開発に集中し、高品質なソフトウェアを迅速に開発することが可能となります。
効率的な運用支援のアプローチ
効率的な運用支援を実現するためには、機能安全やサイバーセキュリティに関連する成果物や情報を正確に把握し、適切な環境を構築することが不可欠です。PMDSでは、レビューの実施や進捗状況の管理を行うとともに、プロジェクトマネジメントを反映させるための手法を提案します。これにより、企業は成果物の可視化を通じて、運用をスムーズに進めることができるように支援します。
アウトソーシングの可能性
PMDSでは、特に人手不足が課題となっているサーバー管理やOSの脆弱性監視などの業務をアウトソーシング可能です。これにより企業は、早い段階から製品開発に注力できる環境が整い、開発の迅速化が図れます。
提供されるサービスの幅
新しいサービスは、AWSなどのクラウドサービスの契約を含むインフラ整備から、オープンソースソフトウェアや商用ツールの運用まで幅広く対応します。これまでのコンサルティングサービスを併用することにより、さらに効果的なプロセス構築やプロジェクト進行が期待できます。
eSOL TRINITYのビジョン
代表取締役社長の上山伸幸氏は、PMDSが日本の車載システム、産業機器システム、医療機器システム分野の発展に寄与するものであると強調します。eSOLグループが蓄積してきた知識と経験を基に、企業が最高の成果を上げられるようなサービス提供を心掛けていると述べています。
まとめ
PMDSは、業界が抱える課題に対して先進的な解決策を提供することを目的としています。生産性向上と品質向上を同時に実現することが期待されているこの新サービスに注目が集まっています。今後の展開から目が離せません。
会社情報
- 会社名
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イーソル株式会社
- 住所
- 東京都中野区本町1-32-2ハーモニータワー
- 電話番号
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03-5365-1560