株式会社フォアー、iDroit Dashboardを開発者向けに公開
2023年10月、株式会社フォアー(本社:東京都千代田区、代表取締役:田中 悠斗)は、デジタルバッジや異なる識別子の発行・管理が可能なプラットフォーム「iDroit Dashboard」のAPIドキュメントとSDKを一般公開しました。これにより、開発者はより柔軟に、便利にDID(Decentralized Identifiers)やVC(Verifiable Credentials)を活用できるようになります。
APIドキュメントの公開
公開されたAPIドキュメントはOpenAPI 3.0(Swagger)仕様に準拠しており、開発者が簡単にiDroitの機能にアクセスできるように設計されています。これにより、開発者はDIDやVC、デジタルバッジに関連した機能とその統合方法について、わかりやすく確認することができます。なお、ユーザー管理やプロジェクト管理に関するAPIは今回の公開対象には含まれていませんが、今後段階的に公開を予定しています。
開発向けSDKの提供
また、フォアーは以下の9つのプログラミング言語用のSDKも同時に一般公開しました。これにより、開発者は自身が利用するプログラミング環境に最適化されたツールを利用でき、iDroit DashboardのAPIとの効率的な連携開発が可能となります。
- - TypeScript
- - JavaScript
- - Go
- - Python
- - Ruby
- - Java
- - Kotlin
- - Dart
- - Swift
各SDKを利用することで、プロジェクトへの組み込みやプロトタイプの開発がスピードアップされ、開発者の作業負担が軽減されることが期待されています。
今後の展望
株式会社フォアーは、APIやSDKの提供に加えて、今後開発者向けの操作マニュアルや技術ガイドを順次公開する予定です。中期的な展望として、iDroit Dashboardのプラットフォームをオープンソース化するための開発や検討も進めていく方針です。
お問い合わせ
もしVC/DIDの生成や管理に関する「iDroit Dashboard」に興味がある方は、株式会社フォアーまでお気軽にお問い合わせください。以下のリンクからも情報を得ることが可能です。
採用情報
現在、株式会社フォアーではデータサイエンスや分散型台帳技術の研究開発を行うメンバーを募集しています。VCやDIDを通じて社会の問題解決に貢献するため、優れた人材の確保に努めています。詳細は公式ウェブサイトよりご確認ください。興味のある方の応募をお待ちしております。