スポーツによる国際交流の新しい形
2025年8月2日と3日、横浜にて「Sport for Tomorrow × Africa Action Day 2025」が開催され、多くの参加者が集まりました。このイベントは、独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)が主催し、令和7年度スポーツ庁委託事業の一環として行われました。アフリカ開発会議(TICAD9)の公式パートナー事業として位置付けられ、スポーツを通じた日本とアフリカ諸国の交流を目的に実施されました。
活気にあふれるプログラム
会場はJICA横浜と横浜カントリー&アスレティッククラブ(YC&AC)の二カ所に分かれ、多彩なプログラムが展開されました。参加者はアフリカの文化に触れるダンスワークショップや楽器演奏、トークセッション、そしてユースオリンピック競技体験など、さまざまな体験を通じて交流を深めました。この2日間で、延べ800名以上の参加者が来場し、世代や国籍の壁を越えた交流が生まれました。
特に注目されたのは、インクルーシブスポーツフェスタと呼ばれるイベントで、参加者はウォーキングサッカーや3×3バスケットボールを通じて、一緒に楽しむことができました。参加者からは「ウォーキングサッカーに参加して、皆さんの体が大きくて圧倒されましたが、楽しく過ごせました」という声が聞かれ、イベントがもたらした楽しさと参加者の温かい交流の様子が伺えました。
人々のつながりを感じる
「多様性について語ろう!」というテーマのもと、イベントは文化や環境が異なる者同士が集まり、直接触れ合うことで、相互理解を深める機会ともなりました。関係者の一人は「物理的に離れたアフリカとの距離を感じさせないイベントで、交流の大切さを実感しました」と語りました。彼らはスポーツという共通の言語を通じて、生じたつながりが新たな可能性を開くことを願っています。
未来の展望
今回のイベントは、2026年にアフリカで初めて開催されるダカールユースオリンピックの前触れともなります。TICAD9を契機に、アフリカと日本間のスポーツ交流がさらに活発化する中、国際交流・協力の推進に向けて、今後も努力していく所存です。イベントの詳細な様子は、SFT公式ホームページやSNS(X、Facebook、YouTube)で公開されていますので、ぜひご覧ください。
参加する価値
スポーツ・フォー・トゥモロー(SFT)は、スポーツを通じた国際交流の重要さを理解し、多くの人々にその価値を広めるために活動しています。開発途上国を含む世界中の人々にその価値を伝えるために、次の世代に向けた活動を深化させていくことを目指しています。SFRは、東京2020大会のスポーツ・レガシーを受け継ぎながら、さらなる国際的な協力を推進していくと述べています。
SFTに興味がある方は、公式ホームページからの入会も可能です。様々なイベントや情報を通じて、多くの人とつながりを持つチャンスです。この素晴らしい取り組みを通じて、国際交流の一端を担ってみませんか?