地域社会と共に未来を描く！Hokkaido F Village Xプログラムの始動

地域社会とともに創造する新たな価値

ヤマトホールディングス株式会社は、地域社会との連携を促進するため、グローバルアクセラレーションプログラム「Hokkaido F Village X」（HFX）に参画しました。このプログラムは、アメリカのScrum Venturesとその子会社であるスクラムスタジオによって主催され、北海道ボールパークFビレッジを中心とした活動を行います。

HFXは国内外のスタートアップに対し、実態に即した実証と実装の支援を行い、地域の課題解決に寄与することを目指しています。特に、スポーツやエンターテイメント、フード＆アグリ、モビリティ、クリーンテック、ウェルビーイングといった幅広い分野での技術革新やサービス提供を推進します。

HFXの目的と目標

HFXでは、年間を通じて約10社が選ばれ、3年間で計30社程度のスタートアップが参加します。これにより、地域課題を解決する新たな技術やアイディアが生まれることが期待されています。特に、北海道の特性に合ったビジネスモデルを提案する企業との連携が重視されます。

ヤマトホールディングスは、2023年にFSEと物流パートナーシップ契約を締結し、エスコンフィールドHOKKAIDOおよびFビレッジでの最適な物流サービスを構築しています。さらに、地域の課題を支援するために、移動販売車を活用した支援活動や「道の駅」を拠点とした実証実験を行っています。これらの取り組みは、人口減少や高齢化に直面する地域コミュニティへの重要な支援となります。

新たな挑戦の加速

HFXへの参画を通じて、国内外のスタートアップとの連携を深め、各種チャレンジを積極的に進めていきます。また、地域課題解決に向け、Scrum Venturesが運営しているベンチャーキャピタルファンド「Scrum Hokkaido Fund I, LP」にも出資します。このファンドは持続可能な地域づくりをテーマにし、北海道のスタートアップとの橋渡しを行います。

「Hokkaido F Village X」は、地域に根差した新たなビジネスの創出を通じて、北海道の活性化に向けた大きな一歩となることでしょう。地域企業や自治体と協調し、共に未来を築くことが求められています。