沖縄市の新たな食文化を体験する!
2025年7月24日、沖縄市に新しい飲食スタイルを提案する「しゃぶしゃぶ はじめました。」がオープンしました。1人1鍋で自分専用の“特別な出汁”を楽しむことができるこの新しいしゃぶしゃぶ居酒屋は、沖縄の食文化の魅力を再発見する場所となります。さらには、飲食事業を展開する株式会社Sの高橋興央代表取締役が率いるこのプロジェクトには、地元の老舗肉屋やラーメン職人とのコラボレーションもあり、地域の絆を深める一助となっています。
昭和の活気を現代に
「しゃぶしゃぶ はじめました。」の誕生には、沖縄県沖縄市中央卸売市場が深く関わっています。昭和時代の市場の賑わいを取り戻すため、同施設内で普久原精肉店や「らそば 酉泉」との連携が進められました。高橋氏曰く、昔のコザのように人と人が笑顔でつながる場所を目指し、食文化を通じてこの地域を盛り上げたいとのことです。これにより、地元の味がギュッと詰まった特別なお鍋を在り方が創出されました。
地産地消のこだわり
「しゃぶしゃぶ はじめました。」では、特に食材にこだわっています。まず、自慢の出汁には「らそば 酉泉」のカエシを使用し、昭和から続く普久原精肉店から仕入れたアグー豚を肉料理に活用。また、地元の新鮮な野菜も取り入れています。これらの食材は、専務で料理人の幸地氏が丁寧に調理し、沖縄の地での味わいを最大限に引き出します。
特別な出汁の数々
オープン当初は2種類の出汁からスタートしましたが、2025年10月からは8種類に拡大。用意された出汁の例としては、酉泉塩、シークヮーサー塩、麻辣火鍋などがあり、すべて紙鍋を採用しているため、アク取りの手間なしで最後まで澄んだ味わいを楽しめます。自分好みの出汁を選んで、特別な時間を過ごすことができます。
おすすめメニュー
さらに、しゃぶしゃぶだけでなく、沖縄県産の食材を使用した様々な逸品料理も楽しめます。特におすすめは、丁寧に下処理したホルモンを特製の辛味噌で味わうもつ鍋や、今帰仁村産の極太もずく、特製タレでいただく牛ヒレのたたき、濃厚な鶏レバーなど、まさに地元の美味しさが凝縮されています。
店舗情報
「しゃぶしゃぶ はじめました。」は、沖縄市中央卸売市場内に位置しており、アクセスも良好です。26席用意されており、カウンター席も完備。予約は電話またはInstagramから簡単に行えます。
最後に
「しゃぶしゃぶ はじめました。」は、ただの食事以上の体験を提供します。自分だけの味を選び、特別な時間を過ごす場を提供するこの居酒屋。沖縄の新しい食文化を体験してみてはいかがでしょうか?