投資用木造マンション「EN. by TERASS」の登場
不動産仲介サービスの提供で注目を集める株式会社TERASSが、建築家・谷尻誠氏によるデザイン監修のもと、受注建築型の新たな投資用木造マンション「EN. by TERASS」の販売を開始しました。このプロジェクトは、昨今の不動産市場の変化を受けて誕生したもので、投資家に対する新しい選択肢を提供します。
不動産投資の現状と課題
現在、多くの人々が老後の資産形成やインフレ対策として不動産投資に目を向けています。しかし、建築費の高騰や人手不足といった課題が影響し、収益性の確保が難しくなっています。また、環境への配慮や省エネ性能といった新しい要望も高まる中で、歓迎される投資商品が限られているため、投資家たちが選択肢を見つけることが難しい状況です。
「EN. by TERASS」の新たな仕組み
これまでの不動産投資は、初期コストの高さやマージンの発生がネックでした。さらに、居住用不動産の設計において、収益性を重視するあまり魅力的なデザインを施すことが難しくなるというジレンマも存在しました。また、投資家にとって仲介や賃貸管理、売却などを含む総合的なパートナーが欠乏していることが負担となっています。
「EN. by TERASS」は、Build to Rentのモデルを基にした受注建築型の木造アパートを提供することで、収益性を高めつつ、デザイン性にも配慮しています。投資家は、既存物件を購入するのではなく、土地探しから始め、建築家や入居者との繋がりを重視した“育てていく”タイプの不動産所有を実現します。TERASSは、用地取得から設計、建築、運用、ファイナンスサポートまでを一括で担当し、中間コストを圧縮することで、高い利回りの実現を目指します。
「EN. by TERASS」の特徴
1. 高い収益性
このプロジェクトは、土地を売主から直接取得し、さらにデザイン監修を通じて投資家のニーズに応じた建築を行います。デベロッパーや販売マージンを介さないため、初期から収益性を向上させることが可能です。結果として、安定した長期運用を実現できます。
2. サステナブルな木造建築
当プロジェクトでは、耐震等級や劣化対策等級を満たした高グレードの木造建築が採用されています。省エネ性能や快適な居住環境に配慮した設計が施され、長期的なコスト削減を実現しています。また、再生材料を用いた外壁材など、環境に配慮した素材を使用している点も特徴です。
3. 高いデザイン性
谷尻誠氏によるデザイン監修により、投資用不動産でありながら、賃貸住宅としての空間価値を高めています。見た目や共用部、居住スペースに至るまで、「住み続けたくなる」設計を追求し、入居者の満足度向上に貢献します。
今後の展望
現在、プロトタイプ物件が埼玉県朝霞台に建設中で、2026年5月に竣工、同年6月からの入居開始が予定されています。今後は東京や神奈川、千葉、埼玉を中心に展開していく計画です。
まとめ
株式会社TERASSの「EN. by TERASS」は、受注建築型の投資用マンションとして、新たな不動産投資のスタイルを提案します。投資家にとっての選択肢が広がる中、持続可能性とデザイン性を兼ね備えたこのプロジェクトは、今後の市場における注目の存在となるでしょう。
詳しい情報は、
EN. by TERASSのサービスサイトをご覧ください。