花火で復興を祝う
2011-06-23 16:10:18

気仙沼市を舞台に花火で復興を祝う「LIGHT UP NIPPON」開催決定

「LIGHT UP NIPPON」: 復興の花火で希望の光を



東日本大震災からの復興と追悼を目的として、8月11日(木)に開催される「LIGHT UP NIPPON」は、津波の影響が大きかった東北の太平洋沿岸地域で、花火を一斉に打ち上げる大規模なイベントです。今回は宮城県気仙沼市が初めての開催地に選ばれ、岩手県や福島県の数カ所でも実施されます。このプロジェクトは、被災地に希望の光を灯すことを目指しており、花火の美しさを通じて全国に元気を届けることを意図しています。

開催地と参加方法



現在、花火大会に参加する予定の地域は、岩手県の複数市町(山田町、大槌町、釜石市、大船渡市、陸前高田市)、宮城県気仙沼市、福島県南相馬市、いわき市など、合計8ヶ所です。開催地には今後も新たな名所が追加される可能性があり、最終的には10数ヶ所での実施を目指しています。

さらに、当日はボランティアも募集されており、参加者は花火の打ち上げをサポートし、後片付けも行います。ボランティアツアーは、株式会社JTB法人東京や近畿日本ツーリストの協力により、宿泊プランおよび日帰りプランが用意されています。募集人数は各地で約100名を予定しており、20歳以上の方が参加対象です。

浴衣を通じた参加者の支援



「LIGHT UP NIPPON」を観覧する際、参加者は浴衣を着る機会も提供されています。その一環として「ゆかたエイド for LIGHT UP NIPPON」というプロジェクトも進行中です。このプロジェクトは、浴衣の回収を行い、地域への配布を目指しています。

もたらされる希望



このプロジェクトは、震災の影響を受けた地域だけでなく、日本全体に希望と元気をもたらすことを目的としています。花火は公式テーマ曲に合わせて打ち上げられ、観覧者は全ての方向から音を楽しむことができるようにローカルラジオとの連携も行われる予定です。また、事務局は、警察や消防との協議を進め、より安全に楽しいイベントを提供するために準備を進めており、協賛金や募金の募集も行っています。

未来に向けて



「LIGHT UP NIPPON」は、東日本大震災の被害を忘れず、その教訓を次世代へと繋げるための重要な取り組みです。実行委員会は、今後も地域住民や支援団体と連携しながら、プロジェクトの実現に向けて尽力していく考えです。参加を希望する方すべてに、この意味深いイベントでの特別な体験が待っています。進む復興の道を共に歩みながら、花火を通じて再び笑顔を取り戻す瞬間を迎えることを希望しています。

会社情報

会社名
LIGHT UP NIPPON実行委員会
住所
東京都千代田区麹町3-7浅野ビル別館5F
電話番号

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